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【漫画】うちにも1匹欲しい! 猫と妖怪を融合させた、不思議な日常4コマが癒やし

猫のような妖怪のような不思議な生き物を描いたぱんだにあさんの4コママンガ「ねこようかい」シリーズ。妖怪と猫をミックスした個性豊かな癒し系キャラクターが続々登場し、人気を集めています。2020年9月29日(火)には、待望のコミックス第5巻「ねこようかい ゴロゴロ」も発売されました。

猫らしさと妖怪らしさが理想的なかたちで両立

キュートな手のひらサイズの『ねこようかい ころぽっくる』(ぱんだにあさん提供)
キュートな手のひらサイズの『ねこようかい ころぽっくる』(ぱんだにあさん提供)

 ぱんだにあさん(@pandania0)は、猫を題材とした数多くのマンガを発表しています。なかでも「ねこようかい」シリーズでは、ろくろ首や海坊主や覚(さとり)など、いろいろな妖怪を猫と組み合わせた空想の生き物が描かれており、独特な空気感が特徴です。妖怪といっても恐ろしさは皆無。ほのぼのとした日常のストーリーが繰り広げられています。

 読者からの反応も、「かわいすぎる」「癒されます」「我が家にも来てほしい」といった声が多数。“ねこようかい”たちの愛らしい姿に心を奪われているようです。

 作者のぱんだにあさんに、お話を聞きました。

ーー「ねこようかい」シリーズを描き始めたきっかけを教えてください。

 猫も妖怪も好きだったので、“ねこ”と“ようかい”を足したキャラクターはかわいいかな? と思ったのがきっかけです。最初に考えた“ねこようかい”は、ろくろ首でした。

ーー「ねこようかい」シリーズには、さまざまな“ねこようかい”が登場していますが、猫と組み合わせる妖怪は、どのように決めていますか? また、各キャラクターの描き分けで気を配っている点はありますか?

 猫の動きに合いそうな言い伝えがある妖怪や、この動きを猫がしたらかわいいなという妖怪を選んでいます。描き分けで気にしているのは“ねこようかい”の色や柄です。妖怪寄りの柄の“ねこようかい”と、普通の猫っぽい柄の“ねこようかい”がいます。

『ねこようかい ゴロゴロ』(竹書房)
『ねこようかい ゴロゴロ』(竹書房)

ーー「ねこようかい ころぽっくる」をはじめ、ほっこりとしたエピソードが魅力的ですが、ストーリーの内容のアイデアは、どのように思いついているのでしょうか?

 ありがとうございます。こんなことがあったら生活がちょっと楽しいな、ということを考えるようにしています。

ーー2020年9月29日(火)に発売されたコミックス最新刊「ねこようかい ゴロゴロ」について、見どころを教えて下さい。

 Twitterで掲載されていない新しい“ねこようかい”が出てきます。また、描き下ろしの“ねこようかい”が一緒にいる人間をどう思っているかが少し分かるシリーズも見てもらえたらうれしいです。

ーー「ねこようかい」シリーズの今後や、そのほかの作品など、これからの展開で何か構想はありますか?

 少し不思議なことが日常に溶け込んでいるお話が好きなので、そういった物を描いていけたらと思っています。

(マグミクス編集部)

【マンガ】あなたが好きな“ねこようかい”は? 本編を読む

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pandania(ぱんだにあ)

漫画家。人間を魅了することと、支配をたくらむ悪の秘密結社ネコ。そのトップ「猫総帥」と、個性豊かな幹部たちが暗躍する様子を描いた4コママンガ『悪の秘密結社ネコ』全3巻(イースト・プレス)が発売中。
X(旧:Twitter):@pandania0