『鬼滅の刃』炭治郎役・花江夏樹の声はオレンジ色!? 演技派愛され声優
『鬼滅の刃』竈門炭治郎役などを演じている花江夏樹(はなえ・なつき)さんは、高い演技力と愛嬌のある人柄で多くのファンに愛される人気声優です。この記事では、TV番組「おはスタ」のMCを約5年半務めたり、YouTuberとしてよく動画を投稿したりと、幅広くエネルギッシュに活動されている花江さんの魅力をご紹介します。
人気声優 花江夏樹・『鬼滅の刃』で再ブレイク!
花江夏樹さんは『鬼滅の刃』竈門炭治郎役や『東京喰種トーキョーグール』の金木研/佐々木琲世役などを演じており、その高い演技力と愛嬌のある人柄で広く愛されている声優です。YouTuberとしてゲーム実況動画を投稿したり、TV番組「おはスタ」のMCを約4年半務めたりと、幅広く活動する花江さんの魅力についてご紹介します。
花江さんの代表作としては上記の他に、『4月は君の嘘』の有馬公生役、『断罪分離のクライムエッジ』の灰村切役、『ランウェイで笑って』の都村育人役など、有名作品の主人公役が多く挙げられます。華やかに活動されている花江さんですが、実はもともと声優養成所に通っていたわけではありません。デビュー前、声優の山寺宏一さんがさまざまな役柄を演じていることに憧れて、山寺さんの事務所「アクロスエンタテインメント」にメールでボイスサンプルを送ったそうです。結果、面接を通じて事務所の「預かり」となり、2011年に『ゴールデン☆キッズ』俊太役で声優デビューを果たしました。その後、『凪のあすから』先島光役でオーディションを通じての初主演を獲得し、2014年には『アルドノア・ゼロ』界塚伊奈帆役、『東京喰種トーキョーグール』金木研役、『四月は君の嘘』有馬公生役などの活躍から「第9回声優アワード」の新人男優賞を受賞。その後も『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ビスケット・グリフォン役、『食戟のソーマ』タクミ・アルディーニ役など、さまざまな人気作品に出演してきました。
そんな花江さんの魅力は、爽やかな声と愛される人柄です。少年のように高く透明感ある花江さんの声は、「癒やされる」「声がオレンジ色をしている」と評判で、そのクリアな声に豊かな表現力が合わさった『鬼滅の刃』竈門炭治郎役や『東京喰種トーキョーグール』の金木研/佐々木琲世役などの、鬼気迫る演技は必見です。また、素直で愛される人柄も花江さんの魅力のひとつ。2016年、当時25歳の花江さんは自身の出演したラジオ番組『A&G TRIBAL RADIO エジソン』内で結婚を発表。「相手が素敵な方だった」「家族が欲しかった」と率直な胸の内を語った花江さんに、ネット上には祝福の声があふれました。また、ラジオ番組に多数出演するほどの軽快なトーク力も魅力で、2017年には「第11回声優アワード」にてパーソナリティ賞を受賞しています。「第14回声優アワード」でも主演男優賞を受賞するなど数々の受賞歴を誇り、「今一番波に乗っている声優」といえるのではないでしょうか。
声優業で活躍する花江さんですが、近年その活動の場はどんどん広がっています。YouTubeでは、自身の『花江夏樹』チャンネルにゲーム実況動画を中心に投稿。週3本と、声優業もありながら本業のゲーム実況者顔負けの投稿頻度で動画を更新しています。出演作『鬼滅の刃』のゲームを実況したり、怖がりながらホラーゲームを実況したりと、ファンはもちろんゲーム好きな方にもたまらない内容になっています。また、TV番組「おはスタ」では、2015年4月から1年間木曜レギュラーとして出演し、2016年4月からは山寺さんのあとを受け継ぎMCを担当。約4年半の担当の後、2020年10月2日(金)にMCを卒業しました。
最近では、『ハイキュー!! TO THE TOP』の星海光来役や『イエスタデイをうたって』早川浪役を演じている花江さん。2020年10月10日(土)放送開始予定の『神様になった日』の成神陽太役、同年10月6日(火)放送開始予定の『池袋ウエストゲートパーク』の磯貝役などの主要キャストを演じることも決まっており、その人気はますます勢いを増しています。YouTubeでは我妻善逸役の下野紘さんと一緒に、公式Webラジオ『鬼滅ラヂヲ』のパーソナリティを務めており、花江さんの軽妙なトークがいつでも聴けるようになりました。なお、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』も2020年10月16日(金)に公開予定となっています。
高い演技力と愛される人柄で、その人気をどんどん増していく花江さん。TV番組「関ジャニ∞のTheモーツァルト3時間SP」のナレーションや、WebCM「MYぽん酢“かけ声”ドラマ」第壱話への出演など、その活躍の舞台もさらに広がっています。先日、双子の女の子が生まれ父になり仕事もプライベートも順風満帆の花江さん。今後もその活躍がどこまで広がっていくのか、目が離せません。
(新美友那)