【漫画】健康診断で心電図に「要再検査」の判定!「WPW症候群」と診断され…?
会社で受けた健康診断の結果が返ってきたミミさん。いつもオールAなのに、何と心電図の項目に「D(要検査)」の判定が! 驚きと不安のなか、病院を受診する様子を描いた実録マンガが反響を呼んでいます。
健診あなどれない…! 知らなかった自分の病気

会社で受けた健康診断の結果が返ってきたミミさん(@UNPAKALAND)。「今年もオールAだろう」と思いながら結果を見ると、何と心電図の項目に「D(要検査)」の判定と、「WPW症候群」という診断が! 初めてのことにうろたえるミミさんですが、思い当たる自覚症状があり、病院で精密検査を受けることに……。
ミミさんがこの時の体験を描いたマンガ『健康診断で要検査だったけど全然大丈夫だった漫画』がTwitterで公開されました。読者からは「私もD判定出てたからちょっと勇気出た」「今度精密検査で、毎日不安だったから共感した」「WPW症候群について勉強になった」「健康診断はちゃんと受けた方が良いですね」などの声が寄せられました。
作者のミミさんに、お話を聞きました。
ーーミミさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
マンガを描くこと自体は、美術大学に進学後、同期に影響を受け描き始めました。高校生の頃から、オリジナルマンガの即売会「コミティア」に対して強い憧れがあり、「いつか自分も参加してみたい!」という気持ちが原動力となっていました。定期的にコミティアに参加するようになった今でも、コミティアの存在は大きいです。
ーー『健康診断で要検査だったけど全然大丈夫だった漫画』のエピソードをマンガに描いて公開しようと思ったきっかけはありましたか?
9月下旬にWeb上で開催された「エアコミティア」に向け、何か作品を作りたいな、と思っていた矢先に、健康診断結果が返ってきたので、「これだ!」と制作を始めました。診察にかかる期間が想定より長くなってしまったため、エアコミティアには結局間に合いませんでしたが……(笑)。
また、普段から日常的に、日記マンガや、絵日記を描いており、変わった出来事や忘れたくない出来事があると、つい絵にして残してしまいたくなります。

ーーミミさんの驚き、恐怖、緊張といった気持ちがコミカルな絵で表現されており、実際は緊迫感のあるシチュエーションだったと思いますが、楽しく読むことができる作品になっているように思います。そのあたりの描写は意識して工夫なさったのでしょうか?
ありがとうございます。「読んでくださる方が、楽しい・おかしい気持ちになるかどうか」は制作する上で最も大切にしている事項でしたので、そう言っていただけて、とてもうれしいです。
大げさにリアクションしたり、盛ったり、省略したり。私は話すのがそこまで上手ではない方なのですが、マンガのルールにのっとって、自分のテンポでお喋りすることは好きなのだと思います。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。T
率直に、いろいろな意見があるな、と感じています。特にタイトルの「全然大丈夫」という部分に違和感を覚えたという方々からの声が印象的でした。「あまり深刻に受け取らず、(他人ごととして)楽しく読んでほしい」という意図で決めたタイトルでしたが、確かに「この病気は全然大丈夫なものなんだ」と誤解を生んでしまうかも知れず、想像力や配慮が足りなかったな、と感じています。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
これからも、マイペースに日記マンガや絵日記を描いていけたらいいなと思います。どうぞよろしくお願い致します。
(マグミクス編集部)