マグミクス | manga * anime * game

なぜ『Fate/Grand order』には間桐桜の顔をしたサーヴァントが? 実は8人もいた!?

ヒット作となった劇場版『Fate/stay night[Heaven's Feel]』III.spring songでヒロインを務めた間桐桜は最初期から「Fate」シリーズに登場する重要なキャラクター。現代人である彼女が、『Fate/Grand order』や『Fate/EXTRA』シリーズではなぜサーヴァントとして多数登場しているのでしょうか。

なんで『FGO』に桜がいるんですか?

桜の姿をした「BB」 (C)TYPE-MOON/FGO PROJECT
桜の姿をした「BB」 (C)TYPE-MOON/FGO PROJECT

 2020年8月、新型コロナウイルスの影響で公開が延期されていた劇場版『Fate/stay night[Heaven’s Feel]』III.spring songが上映され、待ちかねていた多くのファンが劇場へと足を運びました。この作品でヒロインを務めた間桐桜は最初期から「Fate」シリーズに登場する重要なキャラクターですが、『Fate/Grand order』(以下、FGO)や『Fate/EXTRA』シリーズではなぜか桜の顔をしたサーヴァントやAIなどが多数登場しています。アニメで桜を知った方から「なんでFGOでは桜がサーヴァントになっているんですか?」と尋ねられた経験を持つ早川清一朗さんが、現代人である桜が、なぜ主に過去の偉人や英雄で構成されるサーヴァントになったのかを解説します。

* * *

 2004年にPC版『Fate/stay night』が発売されて以降、「Fate」シリーズは膨大な数のゲームが作られ、アニメ、コミック、ノベライズ、舞台などその世界は広がる一方です。すでに『Fate』という独立した文化が成立していると言っても過言ではないでしょう。

「Fate」シリーズに欠かせないキャラクターは大勢いますが、そのなかのひとりが間桐桜です。2017年から2020年にかけて三部作として公開された劇場版『Fate/stay night[Heaven’s Feel]』は『Fate/stay night』の「桜ルート」が元となっており、かつては想像でおぎなっている部分も多かった作中の描写が超絶作画で事細かに表現され、往年のファンを歓喜させました。人前で見るのにちょっと勇気が必要なシーンもありましたが、現在のアニメ技術におけるひとつの頂点が示されたように思えます。

 そして現在、「Fate」シリーズの中核として存在感を発揮しているのが、2015年からサービスを開始したスマホアプリ『Fate/Grand Order』です。本来、聖杯戦争を行うために召喚される存在であるサーヴァントは、本作では失われた人理の修復、そしてその先の新たな目的のために召喚され、戦力として運用されています。

1 2 3