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女性向け『星のカービィ』コラボが盛んな理由は? プレイヤーとの”ユルい”関係

女性をメインターゲットとした「星のカービィ」コラボやグッズ展開がここ数年で一気に増えた印象があります。「カービィ」が持つ魅力は単純にキャラクターのかわいらしさだけではなく、ゲームの強いファンでなくとも気軽に持つことのできる”ラフな”印象に魅力があるのではないでしょうか。

「カービィ」グッズは、熱烈なファンでなくても持ちやすい?

「CreerBeaute」の『カービィとワープスター シャイニーパウダー』 (C)Nintendo / HAL Laboratory, Inc. KB20-P2515
「CreerBeaute」の『カービィとワープスター シャイニーパウダー』 (C)Nintendo / HAL Laboratory, Inc. KB20-P2515

 池袋 PARCOでは2020年10月30 日(金)から11月24日(火)の間、「カービィ ファブリック POP UP STORE」のオープンが予定されています。コスメブランド「Lovisia」やファッションバラエティストア「ITS’DEMO」とのコラボレーションもそうですが、『星のカービィ』とのコラボやグッズ展開はここ数年で一気に加速した印象があります。

 また、『星のカービィ』のコラボは、ファッショングッズやコスメなど、主に女性をターゲットにしたものが目立ちます。

「カービィ」はいわゆる”ゆめかわ”な雰囲気ともマッチする、シンプルでかわいらしいキャラクターであるので、その見た目から女性の人気を集めていることは言うまでもありません。その上で、なぜ数あるゲームキャラクターのなかでも「カービィ」の起用が流行しているのかを考えていくと、「カービィ」ならではの理由を推測することができそうです。

 たとえば2020年で35周年を迎える『スーパーマリオブラザーズ』や、「ピカチュウ」をはじめとする『ポケットモンスター』のキャラグッズと比較すると、『星のカービィ』グッズは手に取りやすい”ラフさ”に魅力があるのかもしれません。

「マリオ」グッズや「ポケモン」グッズを持っているとそのままシリーズのファンと認識されてしまいそうですが、「カービィ」グッズは必ずしもゲームのファンでなくとも持っていて違和感のない”ユルさ”がある、とも言い換えることができるでしょう。

 そう考える根拠のひとつに、ゲームとしての「カービィ」の特徴とプレイヤーとの距離感にあります。2Dスクロールゲームであっても「ライフゲージ」が存在するなど、「星のカービィ」シリーズは任天堂の発売するゲームのなかでもプレイ難易度が低い部類に入ります。アクションゲームが苦手でもストレスなく遊べるため、プレイヤーを選ばない点も『星のカービィ』の特徴です。さらに、次々と発売される関連タイトルを“追いかけなくては”と思わせない点も独特であると言えます。

 2Dスクロールゲーム以外にも、ニンテンドーゲームキューブ用ソフト『カービィのエアライド』や、ゲームボーイカラー用ソフト『コロコロカービィ』、ニンテンドーDS用ソフト『タッチ!カービィ』などなど……。 バラエティ豊かなジャンルのゲームが発売されており、自分好みのタイトルを遊べることも特徴的です。

 上記の点から、「カービィ」はシリーズを追う熱烈なファンでなくても親しみを持ちやすいばかりか、“ゲーム“から切り離しても人気を集めるポテンシャルを秘めたキャラクターであると考えられるのです。

 10月22日(木)には、バンダイの化粧品ブランド「CreerBeaute(クレアボーテ)」から『カービィとワープスター シャイニーパウダー』の発売が発表されました。細かな星の装飾が施されたゴールドメッキの「ワープスター」にきょとんとした愛らしい表情の「カービィ」が乗った、まさに「夢見るようなかわいさ」という表現がふさわしい造形です。「CreerBeaute」はキャラクターモチーフを用いながらも、使用感において口コミの評価も高い本格的なコスメ。価格も5060円(税込み・送料、手数料別)と、気軽に買えるキャラグッズというわけでもありません。かわいいもの、きれいなものをたくさん見てきた大人の女性を満足させる魅力が「カービィ」にあると、改めて思わされます。

(ふみくん)

【画像】目の肥えた大人が選ぶカービィグッズ(6枚)

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