『ソウルフル・ワールド』2020年クリスマスに配信。大人も「なりたい自分」を思い出す?
2020年12月11日に劇場公開予定だったディズニー&ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド』が、「ディズニープラス」での独占配信となり、12月25日に公開されます。日本版本予告&本ポスターも解禁された同作品、大人も思わず感情移入してしまう物語です。
「人生って、そんなに大切なものなの?」と聞かれたらあなたは…?
『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”など、ユニークな世界を舞台に感動的な物語を創造してきたディズニー&ピクサーの最新作『ソウルフル・ワールド』は、“生まれる前の魂の世界”を描く作品です。2020年12月25日(金)に「ディズニープラス」での独占配信が予定されています。
主人公であり、ジャズ・ピアニストを夢見る音楽教師のジョーが、ある日ニューヨークで一番有名なジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れ、浮かれている最中にマンホールへ落下してしまうところから物語が始まります。
目を覚ますと、彼の身体は青く可愛らしい姿に。目の前に広がっているのは、生まれる前に「どんな自分になるか」を決める “魂<ソウル>の世界”。その世界では、ソウルたちが人生を輝かせてくれる“人生のきらめき”を見つけることで人間の世界に生まれることができるというのです。
ソウルの世界でジョーが出会ったのは、自分のやりたいことが見つけられずに何百年もこの世界に留まっているソウルの「22番」。何を試しても“きらめき”を見つけられず、「人生って、そんなに大切なものなの?」と言います。ジョーは22番に「人生には楽しいことがたくさんある」と伝えようとしますが……。正反対のふたりが出会い、生まれた驚くべき奇跡とは……?
同作の監督は、『インサイド・ヘッド』と『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー長編アニメ映画賞を受賞し、ピクサーの感動作には欠かせないピート・ドクター監督。この作品は「本当にアニメーションを作るために生まれてきたのだろうか?」と自分自身の“きらめき”に疑問を持った時に生まれたそうです。
今の世の中だからこそ“人生の素晴らしさ”に気づかせてくれる、ピクサー史上最も“深い”作品と銘打たれた『ソウルフル・ワールド』は2020年のクリスマスに公開。子供だけでなく大人も、自らの生き方や夢を思い起こす映画となるでしょう。
(ハヤサカコウキ)