“サプライズトイ”は玩具本来の魅力を備えた商品。「プレゼントペット」発売元に聞く
「驚きや感動」はおもちゃ本来の魅力
ーー「プレゼントペット」はもともと、カナダのスピンマスター社から発売されている商品を日本仕様にローカライズしたおもちゃと聞きました。国内向けに工夫された点はどのあたりでしょうか?
「パッケージを見て機能を詳しく知った上で購入したい」という日本人になじみやすいように、遊べる内容、機能などを海外パッケージより詳しく記載しました。また、英語では商品名は「Present Pets」ですが、日本では「プレゼントペット」と、なじみやすい言葉と発音にしました。
ーー「会話」や「ゲーム」などの遊びは、子供の想像力や観察力を刺激しそうです。この遊び方の設計にはどのような狙いが込められているのでしょうか?
子どもたちが本物のペットを相手にやってみたいこと、空想のペットだからこそできることを遊びに加えています。情操教育につながるような、愛情を注げるような仕様を目指しています。
ーーサプライズトイに対する注目は年々高まってきていますが、今後への期待や、注力したい点は何でしょうか?
「うまれてウーモ」の大ヒットもきっかけのひとつといえますが、サプライズトイは近年の女児玩具市場のトレンドです。そもそも、子供たちに驚きや楽しさ、感動を与えのるがおもちゃの使命であり醍醐味です。サプライズトイはまさにこれに合致したものです。
「何が出てくるんだろう?」と子どもたちの想像力をかき立てる商品は、カプセルトイなど昔からありますが、近年はパッケージも本物のタマゴの殻のように割れたり、中から殻を突っついて出てきたりと、より本物のペットのように感じさせる工夫ができるようになった点が、昔と大きく違います。今後も、ワクワク感を体感できる仕様を研究し、子供たちに感動を提供していきたいと考えています。
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「プレゼントペット」は、パッケージを開けた後も「会話」や「ものまねゲーム」など多彩な遊びを楽しめます。子供が遊び方を覚えたり、新しい遊び方を考え出したりするという“驚き”が生まれる可能性もあるでしょう。クリスマス商戦を控え、サプライズトイが今後ますます注目を集めていきそうです。
(マグミクス編集部)