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【漫画】描くなんてやめようと思った…いま注目のツンデレ作品の誕生までの裏話

2020年10月26日(月)に、『クラスメイトの田中さんはすごく怖い』のコミックス第1巻が発売されました。作者のやすしげさんは、この作品を生み出す前に、ふと「もう描けない」と感じるほどの壁にぶつかったそうです。当時のエピソードが『漫画を描くなんてやめようと思った』というタイトルで、Twitterに公開されています。

「何を描いたらいいんだろう?」という迷い

ある日ふと訪れた「描けない」瞬間(やすしげさん提供)
ある日ふと訪れた「描けない」瞬間(やすしげさん提供)

 初の単行本が発売されて、大きく注目されている漫画家のやすしげさん(@fukairi4)。今でこそ大活躍中ですが、過去には「何を描いたらいいんだろう?」との悩みを抱えたこともあったそうです。当時の状況がTwitterで公開され、『クラスメイトの田中さんはすごく怖い』の誕生前夜のエピソードとしても必見の作品となっています。

 読者のなかには「俺も諦めないように頑張ろ」と感銘を受けた人もいたようです。また、『クラスメイトの田中さんはすごく怖い』のファンたちからは「そんな裏話があったなんて」という驚きや、「描き続けてくれてありがとう」との温かい声が数多く寄せられています。

 作者のやすしげさんに、お話を聞きました。

ーーやすしげさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 子供の頃から絵を描くのが好きで……とかではなくて、描き始めたのは19歳の時です。高校を卒業して大学に入った頃に、友人がSNSで絵を上げているのを見て「絵を描けるのってなんかカッコいいな」と。自分も真っ白なノートに絵を描いていたら段々と楽しくなってきて、当時流行っていた『バクマン。』の影響で漫画家を目指すようになりました。

ーー作品で描かれている以外にも、マンガを描いてきたなかで悩んだりしたことはありますか?

『漫画を描くなんてやめようと思った』のなかにあるようにやめようと思ったのはそこだけです。新人賞に応募して落選続きではいましたが、2、3日もすれば「次こそは」とケロッとしてたので、あまり思い悩んだことはありません。

ーーこの作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声があれば、教えて下さい。

 マンガを描く人以外にも「自分にもそういうことがあった」などの意見が意外にも多かったです。

コミックス第1巻が発売された『クラスメイトの田中さんはすごく怖い』(KADOKAWA)
コミックス第1巻が発売された『クラスメイトの田中さんはすごく怖い』(KADOKAWA)

ーー作中にも登場する『クラスメイトの田中さんはすごく怖い』は、KADOKAWAの「コミック電撃だいおうじ」の連載となり、待望のコミックス第1巻が発売されました。こちらの作品についても、あらためて、あらすじや見どころを教えて下さい。

 ラブコメで、ひとつのお話が基本4ページでまとめられています。サクッと読めるし、難しいことを考えずに楽しめると思うので、移動時間や寝る前や暇つぶしにピッタリです! 1巻の最後のお話は、作者の自分でも気に入っている話なので、ぜひチェックしてみて下さい。単行本だけでしか読めない描き下ろしマンガも収録されてます!

ーーやすしげさんにとって初の単行本とのことですが、感想をお聞かせ下さい。

 人生初の単行本で、最初は発売されてることに実感があまり湧きませんでした(笑)。僕のTwitterの方にも購入報告や感想ツイートなどが届き始めたり、書店さんが特設コーナーを作ってくれたり……そういうのを見ると、本当に発売されてるんだなと思いました。コミックスを買っていただけるということは、その人のお金も時間もいただいてしまうわけで。ほかのことに使えるお金と時間をわざわざ僕のマンガに使ってくれることは、本当にありがたいです。応援して下さる読者の皆様には、本当に感謝しています。ありがとうございます。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 この『漫画を描くなんてやめようと思った』にもありますが、自分のなかの「これが好きなんだ」という気持ちの爆発を作品に込められたらいいなと思っています。まずは自分が良いと思えるものを作らないと、それは誰かには伝わらないと思うので。Twitterでのマンガ活動はまだまだこれから続けていきたいので、また何か作品を発表した時には、皆様に読んでいただきたいです。その時はよろしくお願いします。

(マグミクス編集部)

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