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輝く青春や感動を味わえる、サッカーマンガ5選。現役プロ選手たちも注目?

いぜんとしてコロナ禍が続く日本ですが、サッカー界では観客動員数の制限が緩和されたり、代表戦も行われるようになったりと、少しずつ盛り上がりが戻ってきています。天皇杯など盛り上がる大会が続く年末に向けて、キラキラとした青春や深い感動を味わえるサッカーマンガ5作品を紹介します。

王道から、最近の注目作まで。世界のスター選手も熱中した?

画像:写真AC
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 Jリーグのクライマックスや天皇杯、高校サッカー選手権大会など、サッカー界では年末にかけてひときわ熱い戦いが繰り広げられます。その現実のサッカーに負けず劣らずの熱いバトルが繰り広げられるサッカーマンガが数多く存在しています。

「サッカーのことはよく分からない…」という人であっても、サッカーマンガは未経験者から現役のプロ選手まで経験、性別、国籍を問わず多くの人の胸を熱くしてくれています。手に汗握る戦いやキャラクターの成長など、見どころ満載の5作品を紹介します。

●キャプテン翼(作・高橋陽一)

 1981年から「週刊少年ジャンプ」に連載され、世界中のサッカー選手に影響を与えたサッカーマンガの金字塔的な作品です。バルセロナのエースであるリオネル・メッシも移籍決定時に「翼くんと同じチームに行ける」という理由で大喜びしたという話や、現在ヴィッセル神戸でプレーする世界的スタープレイヤーのアンドレス・イニエスタやかつてブラジル代表で活躍したロナウジーニョなど、数えきれないほどのファンがいることも知られています。

 物語は南葛小学校に転入してきた天才サッカー少年・大空翼が若林源三、日向小次郎ら全国のライバルたちとの戦いを通じてサッカープレイヤーとして成長。最終的に世界を舞台に活躍していくまでを描いている長編作品です。現在も連載中で、「U-23日本代表」のキャプテンとしてオリンピックの優勝を目指して戦っています。

 現実離れした必殺シュートが大きな注目を集めてきた同作ですが、有名な名言は、シュートを怖がるGKのチームメイトに放った「ボールは友達、怖くないよ」と言うシーン。翼の顔面ブロックによりチームメイトも臆さずに戦うようになっていく姿は、読者に勇気を与えてくれます。その他にも怪我や病気、アクシデントなどの葛藤や挑戦がリアルに描かれているのも、熱くなれるポイントです。

●GIANT KILLING(作・綱本将也)

 講談社『モーニング』にて2007年から連載され、2017年4月には累計発行部数は1500万部を突破している作品。タイトルの「ジャイアント・キリング」とは、「番狂わせ」「大物食い」という意味で、スポーツにおいて実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を挙げるような熱いシチュエーションで使われる言葉です。

 同作の主人公は「大物喰い=ジャイアント・キリング」が大好きな監督・達海猛。怪我で現役引退を余儀なくされ、監督へと転身していた彼が、かつて自身も所属していた弱小チーム「イースト・トーキョー・ユナイテッド」を率いてライバルを次々に倒していく熱いストーリーが描かれています。

「本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる!」というキーワードにも表れているように、指導者として選手個人のバイオリズムやメンタルの弱さの問題にどう向き合うかなど、サッカーを通して人の心を熱くするにはどうすれば良いかを教えてくれる作品です。

【画像】他にもいろいろあるサッカーマンガ。視点やテーマを見比べたくなる?(6枚)

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