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『鬼滅の刃』で漢字検定1級突破も? 難しい漢字の最強技は「蟲の呼吸」だった

難しい漢字が最も多い技は、「毒」を使う呼吸

胡蝶しのぶが表紙のマンガ『鬼滅の刃』6巻(集英社)
胡蝶しのぶが表紙のマンガ『鬼滅の刃』6巻(集英社)

 第2位は「雷の呼吸」で、3つの漢字が必殺技に入っています。まずは「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃(へきれきいっせん)」の「霹」と「靂」。霹靂は“急に雷が激しく鳴る”という意味で、総画数は「霹」が21画、「靂」が24画です。次に「雷の呼吸 参ノ型 聚蚊成雷(しゅうぶんせいらい)」の「聚」。“ひとつの場所に寄り集まる”という意味で、総画数は14画です。

「雷の呼吸」の使い手と言えば、我妻善逸という気弱なキャラクターがいますが、彼は恐怖が臨界点を超えると別人のように頭が切れる性格になります。覚醒したときの彼の頭の中はきっと、漢字の処理も超高速で行われているのでしょう。

 そして見事1位に輝いたのは「蟲の呼吸」。5つの漢字が必殺技に入っています。まずは「蟲の呼吸・蜂牙ノ舞・真靡き(まなびき)」の「靡」。“なびく、したがう”などの意味を持ち、総画数は19画です。次に「蟲の呼吸 蜻蛉ノ舞 複眼六角」の「蜻」「蛉」。蜻蛉は“とんぼ”のことで、総画数は「蜻」が14画、「蛉」が11画です。

 そして「蟲の呼吸 蜈蚣ノ舞 百足蛇腹」の「蜈」「蚣」。蜈蚣は“むかで”のことで、総画数は「蜈」が13画、「蚣」が10画です。「蟲の呼吸」の使い手といえば、胡蝶しのぶという人気キャラクターがいます。彼女は普段は柔らかな微笑みと丁寧な口調ですが、いざ戦いとなれば毒を使って冷徹にとどめを刺します。その姿はまさに『鬼滅の刃』のクールビューティ。そんな彼女だからこそ、この難しい漢字をしっかり使いこなせるのでしょう。

 読むだけで漢字の勉強になる『鬼滅の刃』。今回は漢字の“書き”の部分に注目しましたが、“読み”の部分でも、「水面斬り(みなもぎり)」「不知火(しらぬい)」「神楽(かぐら)」などなど、勉強になる言葉がたくさん出てきます。

 日本漢字能力検定は、毎年の志願者数がおよそ200万人ほどで、就職活動などにおいても多くの企業が「言語力」や「学ぶ意欲」を測る指標として活用しているそうです。ぜひ皆さんも『鬼滅の刃』で楽しく漢字を学んでみてはいかがでしょうか?

(吉原あさお)

【画像】もっと漢字を学ぶなら? 『鬼滅』小説版と仕上げの問題集

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