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【漫画】ブックオフで”神隠し”に遭った女性 本を探すうちに迷い込んだ世界とは?

ある小説を探しに「ブックオフ」にやって来た女性。目的の本が見つからず、店内をさまよううちに、女性は思わぬ本にめぐり会い……。知らない世界に迷い込む楽しさが描かれた作品に共感が集まっています。

本好きあるある…目的とは違う本を買ってしまう

目的の本が見つからず、さまよう女性(飯島健太朗さん提供)
目的の本が見つからず、さまよう女性(飯島健太朗さん提供)

 ある小説を探しに、中古品販売店「ブックオフ」にやって来た女性。文庫本の棚にはさまざまなプレートが掲げられていたり、「200円コーナー」があったりして、何がどこにあるのか分かりづらくなっていました。目的の本が見つからず、店内をさまよううちに、女性は思わぬ本にめぐり会います。

 飯島健太朗さん(@iijimakentarou)によるマンガ『ブックオフで神隠しに遭う』がTwitterで公開されました。中古店ならではの「知らない世界と出会う」楽しみが描かれた作品に、読者からは「めっちゃ分かる」「本好き特有のあるある」「素敵」など、共感の声があがりました。また、作中に登場する「ブックオフ池袋サンシャイン60通り店」からも「細部まで当店ですね」とツイートが届いていました。

 作者の飯島健太朗さんに、お話を聞きました。

ーー飯島健太朗さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 2019年に、「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」というところに通ったのがきっかけです。

ーー『ブックオフで神隠しに遭う』のエピソードをマンガに描いて公開しようと思ったきっかけはありましたか?

 原作者の谷頭和希さん(@impro_gashira)が、散歩専門Webマガジン「サンポ―」で企画している「国道16号線を全部歩く散歩」というものに参加した時にお話しする機会があって、そこで谷頭さんが書いたものをマンガにするということになりました。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 たくさんありますが、今回のマンガでいえば、原作者の谷頭和希さんに1回もマンガを見せないまま描き終えてTwitterに発表したので、読んでいただいたときに「良かったです」と感想をもらえてとても安心しました。

『松屋でごちそうさまでしたって言うのむずすぎ問題』(飯島健太朗さん提供)
『松屋でごちそうさまでしたって言うのむずすぎ問題』(飯島健太朗さん提供)

ーーTwitterでは、以前投稿された『松屋でごちそうさまでしたって言うのむずすぎ問題』も大きな反響がありました。こちらの作品も共感を呼ぶエピソードですが、こういった日常の出来事をマンガに描くことを中心になさっているのでしょうか。

 そうです。今後もしばらくは日常の出来事をマンガに描いていくと思います。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 まだ何を描くかは決まっていませんが、またTwitterで発表したいと考えています。

(マグミクス編集部)

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