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『進撃の巨人』調査兵団の名脇役6人 カッコよすぎた「リヴァイ班」

2020年12月6日(日)よりTVアニメシリーズのファイナルシーズンがスタートする『進撃の巨人』。メインキャラクターの他にも、登場シーンは少ないものの人気の高いキャラクターが多数。これまでTVアニメまでに登場したキャラクターを振り返ります。

人気が高い『進撃の巨人』サブキャラたち

『進撃の巨人』Season2キービジュアル (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
『進撃の巨人』Season2キービジュアル (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

※この記事はキャラクターの生死に関わる情報は極力記述を避けています。

 2020年12月6日(日)よりついにTVシリーズファイナルシーズンがスタートするアニメ『進撃の巨人』。主人公のエレン、幼なじみのミカサとアルミン、そしてリヴァイ兵長などのメインキャラクターの他にも、ファンの多い”脇役”が多数存在します。

 これまでにアニメに登場した、調査兵団所属の印象深いキャラクターたちを振り返ります。

●ミケ・ザカリアス(CV:三宅健太)

 調査兵団の分隊長で、実力ではリヴァイ兵長に次ぐとされる人物です。さらに巨人を嗅覚で察知する能力を持ちます。エレンとの初対面では匂いを嗅ぎ、鼻で笑うのですが、ハンジによると「深い意味はないと思う」。

 普段は無口ながら、兵士としての誇り高い名言を残しています。巨人化したエレンによるトロスト区奪還後、104期の新兵は初の壁外調査へ。女型の巨人に惨敗した調査兵団は、新兵のなかに共犯者がいる可能性があるとしてウォール・ローゼ内地にミケらを監視役にして隔離。そのさなかに巨人が出現し、ウォール・ローゼが破壊された可能性が。

「私たち人類は負けた……」と絶望するナナバに「いいや、まだだ。人は戦うことをやめたとき初めて敗北する。戦い続ける限りはまだ負けてない」とミケは怯えることなく先頭に立ち、兵士たちへ的確な指示を出して馬で出発。迫る巨人に、自分がおとりとなる勇敢さも見せます。立体機動装置が威力を発揮しきれず、不利な平地で巨人をあらかた倒して時間稼ぎをするという、No.2らしい強さも見せました。

●リヴァイ班 ペトラ・ラル(CV:相川奈都姫)、オルオ・ボザド(CV:川田紳司)、エルド・ジン(CV:千葉進歩)、グンタ・シュルツ(CV:三戸耕三)

 巨人化する能力を身に着けたエレンが、人類の敵か味方かまだ判断がついていなかった際、何かあったらいつでも殺せるという理由でリヴァイ兵長の保護下に置くことに。リヴァイが選出した4人のメンバーが通称「リヴァイ班」。

 損耗率が高い調査兵団で、巨人の討伐数および討伐補助数が高いメンバー。討伐数はオルオが最も高いものの、リヴァイに心酔して話し方をマネするも似ておらず、乗馬中にしゃべって舌をかんで出血、ペトラにツッコまれるというのが一連の流れ。

 結成当初は能力をうまく使いこなせず、意図せず巨人化してしまったエレンに対して即抜刀するなど、警戒心も見せていた4人。しかしお互いに信頼を得て、壁外遠征で女型の巨人と遭遇した際にはリヴァイ班を「信じるか」がエレンの行動の鍵となりました。

 リヴァイに信用される実力を持つ彼らですが、初陣ではペトラとオルオが漏らしたことをエルドがエレンにバラし、「お前らピクニックに来てるのか!?」とグンタがツッコむシーンも。

 女型の巨人との戦闘では、言葉も交わさずに息の合った攻撃を仕掛けて当初は圧倒。普段は軽口を叩いている彼らも熾烈な戦いを乗り越えて来た結果、強さを身につけたことをエレンは悟り、自身も前へ進むことを決断するのですが……。

●モブリット・バーナー(CV:西凛太朗)

 ハンジを隊長とする第四分隊の副隊長。巨人に対して変態的な執着をするハンジのツッコミ役で、原作マンガでは「分隊長!」とツッコむ様子が小さく描かれていたのが、アニメ化で声が付き存在感がアップ。マンガ版でも徐々に存在感が増していき、「モブ」ではなくなっていきます。

 代表的なセリフとして、「分隊長、危険です!」「分隊長、生き急ぎすぎです!」「あんた本当に死にますよ!」「分隊長、あなたに人の心はありますか!?」など。

 憲兵団にハンジが胸ぐらをつかまれ「所属はどこだ?」と詰め寄られたときには、とっさに前に出て先に名乗るなど、部下という以上にハンジに対する忠誠心を感じさせるシーンも。

(マグミクス編集部)

【画像】リヴァイ班が表紙を飾った!?

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