『鬼滅』が終わってもまだ「ジャンプ」が熱い! 連載1年未満のおすすめマンガ3選
2020年の顔ともいえる『鬼滅の刃』。そんな『鬼滅の刃』が連載されていた「週刊少年ジャンプ」ではここ1年で20作品近い新連載が始まっています。『鬼滅の刃』にも負けない人気を秘めている、連載1年未満のおすすめマンガ3つをご紹介。
今から読めばあなたも古参のファンになれる!
劇場版公開から52日間で興収288億4887万5300円、動員2152万5216人を記録し、2020年の顔ともいえる『鬼滅の刃』。そんな『鬼滅の刃』が連載されていた「週刊少年ジャンプ」には“NEXT鬼滅の刃”と呼ばれている『呪術廻戦』や2021年アニメ2期が放送される予定の『Dr.STONE』など、まだまだ数多くの人気マンガが連載されています。「週刊少年ジャンプ」はここ1年で20作品近い新連載が始まり、血の入れ替えが行われています。そこで、今から読んでも「古参」ファンを名乗れる、連載1年未満のおすすめマンガ3つをご紹介します。
●『アンデッドアンラック』戸塚慶文

2020年8号から連載されている『アンデッドアンラック』。皮膚接触を行った相手に不運をもたらす「不運(アンラック)」という異能から、誰にも触れられないことに苦悩している少女・出雲風子と、驚異的な再生能力を持ち決して死ぬことがない人生を疎んで最高の死を望む「不死(アンデッド)」の男・アンディのふたりが主人公のバトルアクションマンガ。
出会ったことで、アンディと風子は謎の組織「ユニオン」に追われることに。そして刺客シェンから「組織には能力者10名で構成された特殊チームがあり、メンバー入りすることで追われることはなくなる」と聞かされます。ふたりはアンディの望みである「最高の死」を得るためにユニオンに入団し、数々の敵と世界の謎に対峙していくことに。
そんな『アンデッドアンラック』はダ・ヴィンチとniconicoが運営する「次にくるマンガ大賞 2020」で大賞を受賞するなど今最も「ジャンプ」連載作品でアニメ化に近い作品ともいわれ、今後大人気になること間違いなしのマンガです。
●『マッシュル -MASHLE-』甲本一

2020年9号から連載されている『マッシュル-MASHLE-』は魔法の世界が舞台なのに魔法が使えない主人公、マッシュ・バーンデッドが“筋肉”で、さまざまな問題や敵に立ち向かっていく姿を描いたマッスルマジカルファンタジー。数多のエリートを魔法界に送り出してきた名門校・イーストン魔法学校に入学することになるも、魔法が使えない代わりに筋力で敵に勝っていく「ハリーポッター×ワンパンマン」のような作品です。
コミカルなギャグと迫力あるバトルシーンのギャップが話題を集めました。主人公の読めない行動が他の登場人物やファンを振りまわしていき、アンケートでも高評価で、連載してすぐにセンターカラーを飾った注目作品です。
●『BUILD KING』島袋光年
2020年50号から連載されている『BUILD KING』は人が住めないはずの環境である「ハンマー島」に住む、とんかちとレンガが主人公の建築バトルマンガ。 あらゆる建造物には“作り手”と言うものが存在し、竜宮城や悪魔城も彼らの手によって作られました。無理難題な建築に挑む大工たちの物語で、ふたりは平和と安心を築くためにビルドキングという最強の家を作るために旅に出ます。
『世紀末リーダー伝たけし』や『トリコ』を描いたしまぶーこと島袋光年先生の最新作で連載間もないにも関わらず、大きな話題になっている注目作です。以前、読み切り作品として登場した際は、『トリコ』に出てきたフグ鯨が登場するなど世界線とも通ずる部分があり今後、トリコや小松が出てくる可能性も。
(荻巣好輝)