【漫画】2人目出産を前に「不安」な妻と「楽しみ」な夫 幸福度の違いを分析すると?
2人目の出産を控えた、あい茶さん。出産後のことに思いをめぐらせ「しばらくはひとりの時間つくるの大変だろうな」などと考えていました。すると夫が思いがけない言葉を口にして……。「幸せ」について考えたマンガが共感を呼んでいます。
育児の負担は同じくらいなのに…幸せを感じる考え方とは?
2人目の出産を控えた、あい茶さん(@jyudenkireta)。家族でお好み焼きを食べながら、出産後の生活に思いをめぐらせ「しばらくはひとりの時間つくるの大変だろうな」などと考えていました。すると夫が思いがけない言葉を口にして……。
あい茶さんがこの時のことをマンガに描き、「幸せについて考えてみた話を描きました」とコメントを付けてTwitterで公開すると、読者から「分かる」「グッときました」「今を大切にしたい」などの声があがりました。
作者のあい茶さんに、お話を聞きました。
ーー今回のエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけはありましたか?
最近、出産を前にして体調の変化もあり不安な気持ちになっていて、マンガを描く気もなかなか起きなかったのですが、正直に最近の気持ちを描いてみようと思ったのがきっかけです。
ーーマンガに描かれているような、旦那様のある意味楽観的な考え方について、あい茶さんはどのように感じていらっしゃいますか?
私が悲観的になっている時でも、夫が楽観的に構えてくれていると、深刻さが減ってほっとするので、家庭内でバランスが取れていいなと感じています。自分が前向きになれない時、夫が楽しそうに育児しているのを見て、救われることも多いです。育児に参加していないのに楽観的な意見だけ言われたとしたらむっとしたかもしれませんが……(笑)。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
育児をしていない人からも「分かる」というコメントをいただいて、目の前のことに集中した方が幸せを感じやすい、というのはいろんなことに共通する感覚なのかな? と思いました。
ーーTwitterで連載されていた『偽装キラキラ女子』の電子書籍『わたし「偽装キラキラ女子」でした』が発売中です。こちらの内容や見どころなどについてご紹介いただけますか?
私が大手IT企業で働いていた新卒時代の経験や感情を元にした、創作×エッセイマンガです。仕事や恋愛で失敗したり、周りと比べて自分のアイデンティティや幸せに悩んだりしていた、20代前半の頃の葛藤や自分への小さな肯定をテーマに描きました。
同時収録した『29歳の憂鬱、30歳の逃亡』は、SNS未公開作品で、本編の『偽装キラキラ女子』よりさらに実話に近いエッセイマンガです。ある事件をきっかけにPTSDに悩んでいた私が、婚約破棄&会社を辞めて離島に行くという内容です。少し暗い内容なのでSNSでは未公開にしていたのですが、読んだ方から「感動した」「共感した」と言っていただけることが多く、電子書籍に入れさせていただきました。良ければ一緒に読んでみてください。
ーーもうすぐ2人目のお子さんをご出産なさるとのことですが、今後の生活やTwitterでの活動はどのようになりそうでしょうか?
正直、まだ今はどうなるか全く想像がついていません! 産後しばらくは、イラストの練習をしたり、週に1回くらいはエッセイマンガを描けたらいいな~と思っています。数か月して落ち着いてきたら、また連載をしたり、創作マンガにも取り組めたらと思っています!
●あい茶さん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)