「仮面ライダーエスパーダ」青木瞭さんが語る、役への愛着。「自らグッズを集めるほど」
まず「キャラクターに深く入り込む」を心がけた
ーーご自身が富加宮賢人と似ていると思うところはありますか?
青木 ひとりで抱え込みがちなところでしょうか。悩み事は自分で解決しようとして、周りの人から心配されることがあったので、そういうところが似ているなと思いました。
ーー仮面ライダーエスパーダの魅力はどこにあると思いますか?
青木 華麗な剣技とダイナミックなアクションです。流れるような剣技が多くて、必殺技も雷を使った技で、セイバーやブレイズとは違った特徴があります。
セイバーの戦い方はがむしゃらな戦い方、ブレイズとエスパーダはどちらも華麗な戦い方といえますが、エスパーダはよりアクロバットの要素が強いと思います。
ーー役作りや演技において心がけたことは何でしょうか?
青木 剣を使った芝居はこれまであまりやってこなかったので、天然理心流の指南動画を見て、木刀の振り方など参考にしました。強そうで、剣の達人のように見えるにはどうすればいいか……といったことを勉強しましたね。
演技については、キャラクターをブレさせないことを意識しました。脚本を頭に叩き込んで、自分で勝手に変えないようにしています。もちろん、「変えていい」と言われたら、そうすることはありますが、みんなで一緒に作り込んできたものを安易に壊したくないと思っていて、まず愛情を持ってキャラクターに深く入り込み、そこからキャラクターに肉付けや色づけをしていく……というように意識しています。
ーー青木さんにとって「仮面ライダー」の魅力とは何でしょうか?
青木 ひとつのことに対して、みんなで同じ方向に向かっていく姿勢だと思います。セイバーももちろん人間なので、自分の感情も抱えた上で、みんなと団結して敵に立ち向かっていく。そのようなところが僕にとって一番の魅力だと思います。
ーー最後に、映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
青木 今回の劇場版は、時間は短いですが、強大な敵と戦っていく仲間たちの表情や心情がしっかり描かれています。そこに注目していただきながら、皆さんの推しライダーの活躍をぜひ応援してほしいですね。
(マグミクス編集部)
●『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』は、『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』と同時上映。2020年12月18日(金)より、全国の映画館で公開されます。
●『劇場短編 仮面ライダーセイバー』『劇場版 仮面ライダーゼロワン』特別映像(東映映画チャンネル)
スーパーヒーロープロジェクト
(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映