【漫画】今年の“かんじ”は…? 年末の恒例行事がギャグに!「確かに」「頑張った」
毎年年末になると「今年の漢字」が発表されますが、ギャグ漫画家・小山コータローさんの4コママンガで発表されたのは「今年の感じ」。住職が筆で書き上げたのは……? 読者からは意外にも共感の声が多く寄せられています。
2020年をうまく表した?「確かにそんな感じ」
毎年年末になると「今年の漢字」が発表されますが、ギャグ漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)の4コママンガで発表されたのは「今年の感じ」。住職が筆で書き上げたのはどんなことなのでしょうか……?
読者からは「分かる」「確かにそんな感じだった」「みんなよく頑張った」「来年はいい感じになってほしい」など、新型コロナウイルス関連で異例づくしだった2020年をふり返る声や、「1コマ目のニュースが気になりすぎる」という声が多くあがりました。
作者の小山コータローさんに、お話を聞きました。
ーー小山コータローさんがギャグマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
マンガ描きたいとか全くなかったんですが、2年半くらい前に、ある漫画家さんの原画展を見に行った時「僕もこんなかわいい女の子を描けるようになりたい」と思い立ち、かわいい女の子を描く練習をしていたらいつのまにかギャグマンガしか描いてませんでした。その辺の記憶がゴッソリ抜けています。
ーー『今年の感じ』のエピソードはどのようにして生まれましたか?
これは今以上に下手くそだった2019年も同じ題材で描いてるんですけど、最近それを見直した時に「うわー下手だなー」と思ってもう一度描き直しました。内容も少し変えてます。きれいな起承転結的なマンガが描けないので、当時描こうと思った時はライトなネタというか、分かりやすいのをきれいに描こうと思って、タイムリーな時事ネタに矯正したんだと思います。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
これ! というのはないんですけど、割と共感するみたいなコメントが多くてびっくりしました。最後に住職が書いた文章も、別にコロナで大変だったからとかじゃなくて、総括として住職にネガティブな思想を書かせたかっただけなのです。
ーーギャグマンガの作品集『デリシャス・サンド・ウィッチーズ』が発売中です。収録内容や見どころなどをご紹介いただけますか?
そうなんです。扶桑社さんから本が発売されました。1コマ~4コマの1ページマンガを集めた本になってるんですけど、実は、出版された後くらいからマンガが少しうまくなってるんです。だからいいネタもあれば、今と比べて荒いネタもあるので、見どころはそこかもしれませんね。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
なるべく毎日何かしら投稿していきたいと思ってます。クオリティを上げたいですね。実はバズった作品より、バズってない作品のなかに僕の好きな作品が多いので、そちらも見てほしいです。『限定しりとり』というマンガが分かりやすくて気に入っています。
●小山コータローさんファンクラブ
※スマホアプリ「CHIP」のダウンロードが必要です。アプリ内での課金があります。
https://chip.app/kotaro
(マグミクス編集部)