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『ワンピース』のルフィに学ぶ「口説き術」。理にかなった使い方とタイミングにも注目

恋愛にも使えるルフィの口説き術「誠意とノリ」

『ワンピース』第46巻(集英社)。最速のノリで仲間になった男・ブルックが登場する
『ワンピース』第46巻(集英社)。最速のノリで仲間になった男・ブルックが登場する

●その3「誠意」

 先ほどは、「刀と引き換えに」とか、「共闘するなかで」といった、少々荒々しいやり方でしたが、今度は気持ちの部分です。例えば、航海士のナミが仲間になったケースでは、ルフィたちは一度仲間になったナミに裏切られてしまうのですが、それでもルフィは「おれはあいつが航海士じゃなきゃいやだ!」と決して縁を切ろうとはしませんでした。

 しかもその後、ナミの故郷を支配していたアーロンという強敵を倒し、村を解放することまでしてあげました。また、ロビンという考古学者が敵に連れ去られたときも、助けるために世界政府に宣戦布告。「望むところだ!」という啖呵まで切っています。ここまで誠意を見せられたら、否が応でも仲間になるしかないでしょう。

●その4「断る隙を与えない」

 例えば、ウソップという狙撃手を仲間にしたときの口説き文句は「おれ達もう仲間だろ」。そしてチョッパーというトナカイの医者を仲間にしたときは「俺トナカイだし、バケモノだし……」と躊躇しているところへ「うるせェ!いこう!」と、シンプルな言葉をかけます。ふたりとも仲間になりたがっていた前提ではありますが、これを言われたら断る隙がありません。

●その5「ノリ」

 例えば、料理人のサンジを仲間にしたときの口説き文句は「(それまでの話をぶった切って)ま…いいや、仲間になってくれよ、お前」です。そしてガイコツの音楽家剣士・ブルックに対しては、出会ってすぐに「(それまでの話をぶった切って)そんな事より、お前、俺の仲間になれ」です。

 一見ただ強引な勧誘に見えますが、これもタイミングさえあっていれば実に有効的な方法です。実際、サンジはこのとき内心では「世界の海に旅立ちたい」という夢を持っていましたし、ブルックに至っては、人に会ったのが数十年ぶりというタイミングでした。相手の心情さえつかめば、ノリで押し通せることもあるようです。

 今後、麦わらの一味に仲間が増えるのかどうかはわかりませんが、ルフィの口説き力があれば、いつ有能な人材が増えてもおかしくはないでしょう。

(吉原あさお)

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