【漫画】SNSでの創作活動で自分を嫌いになる瞬間…作者の率直な吐露に大きな反響
自分が考えていることや作品を気軽に発信できて、同じ趣味の仲間も見つけやすいSNS。でも、決して楽しいことばかりではないようで……。まに子さんが発表した『Twitterで絵を描いてるとしんどい。』が話題です。
楽しいことばかりではなくモヤモヤも増えがち

スマートフォンやSNSが普及したことで、同じ趣味を持つ人たちと交流できる機会は劇的に増えました。創作活動を楽しむ人にとっては、自由に作品を発表できる場としても、インターネットが広く活用されています。しかし、楽しさの反面で、ときにはつらくなってしまうこともあるようで……。
まに子さん(@niko_ko0)が、『Twitterで絵を描いてるとしんどい。』を公開しました。「完全な実録ではありません」と補足がされていますが、SNSと創作活動にまつわる葛藤を率直に描いた作品です。読者からは「自分もめっちゃその状況です」「こういうのってイラストに限らないですよね」などの感想をはじめ、多くの声が寄せられています。
作者のまに子さんに、お話を聞きました。
ーーまに子さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
幼少期から絵を描くのが好きで、気がついたらマンガを描いて家族や友達に見せたりしてました。みんなが笑顔になってくれるのがうれしかったのを覚えています。
ーー『Twitterで絵を描いてるとしんどい。』の投稿を通じて、読者に伝えたかった思いなどがあればお聞かせ下さい。
普段は隠してるけど汚い自分ってみんな持ってて、絵師に限ったことではないと思うんです。ひとりで苦しまなくていいよ、という思いを込めて自分を曝け出して描いてみました。

ーーとても多くの感想が寄せられています。読者からの反応では、どのような声が特に印象に残っていますか?
誰にも言えなかったことを作品にしてくれてうれしい、自分だけじゃないんだって安心できました。という声が印象に残ってます。
ーー今回のマンガの制作や公開を通じて、まに子さんご自身の創作活動やSNSに向き合う姿勢に何か変化はありましたか?
実を言うと、ネット上での人との関わり方がよく分からなくなっていたんです。今回いろんな方と交流させてもらえたことで参考になったし、共感し合えたことで胸がいっぱいです。感謝です。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
その時の気の向くままに、描きたいものを描いていこうと思ってます。
(マグミクス編集部)