【漫画】敵に捕まったスパイ 拷問されると思ったら…? オチも絶妙な短編ギャグ
とある組織に拘束されてしまったスパイと、その周囲を取り囲む男たち。「何をする気だ!」と焦るスパイに、男たちは不適な笑みを浮かべて……。気軽に読める短編ギャグを数多く制作してきた、極寒。さんの新作です。
スパイを拘束してやることといえば…?
とある組織に捕まってしまい、身動きがとれない状態のスパイ。その周りを、不適な笑みを浮かべた男たちが取り囲んでいます。何か恐ろしいことをされるのではと慌てるスパイでしたが……。
さくっと読めるギャグマンガを中心に、精力的に作品を発表している極寒。さん(@samukutemo)が、新作の『拘束されたスパイ』を公開しました。読者からは「ツッコミが追いつかない」「スパイした場所、モデルか何かのプロダクションだったりしない?」といったコメントが寄せられています。
作者の極寒。さんに、お話を聞きました。
ーー極寒。さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
小学生の頃に読んだ増田こうすけ先生の『ギャグマンガ日和』がきっかけだったと記憶しています。「こんな面白いマンガが自分でも描けたらいいな」という思いで、先生の作品を模写しはじめたのがルーツですね。
ーー『拘束されたスパイ』のエピソードは、どのように生まれましたか?
この作品は正直、面白さよりも趣味的な要素を詰め込んで描きました。男の娘とか女装男子とか好きなので……。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者からの声があれば教えて下さい。
“特に”といいますか、たびたびいただく感想なのですが、「極寒。さんのマンガは程よく狂っていて良い」と評価していただくことがあります。個人的には、人を選ばず誰でも笑えるようなマイルドなマンガを描いてるつもりなので、「狂っているとは……?」と疑問符を浮かべてしまうことが多々あります。
ーー『拘束されたスパイ』のほかに、これまでの作品でご自身が気に入っているものや、反響が大きかったものがあれば、ご紹介いただけますか?
反響が大きかったといえば、1ページマンガの『森のくまさん』ですね。ほぼ勢い任せで描いてしまって「どうせ伸びないだろうけど……せっかく描いたし載せるか」と思いながらTwitterで公開したのですが、予想に反して12万いいねくらいまで伸びて、すごく驚いたのを覚えています。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
ゆくゆくは、本にして作品集的なものを作りたいですね。できれば同人誌とかでなく、出版社を通して。総じて絵がゆるゆるなので、難しいかもしれませんが……。
(マグミクス編集部)