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2020年アニメの「泣ける」神回5選。年末年始に心のデトックスはいかが?

2020年はコロナ禍に見舞われながらも、多くの新作アニメが誕生しました。今回はそれらの作品のなかから、“泣ける神回”を5つピックアップして振り返ります。心のデトックスに、ぜひ視聴してみてはいかが?

コメディ作品の突然の泣ける展開に涙

  アニメにおける「神回」にも、いろんな種類があります。振り返れば、燃える、萌える、笑える、泣ける……そんな多種多様な神回が、この2020年にも観られました。今回はそれらのなかから、「泣ける」神回を5つピックアップしてご紹介。2020年に溜まった心の疲れを、涙とともに洗い流しましょう。

●『かくしごと』第12話「ひめごと」

アニメ『かくしごと』キービジュアル (C)久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会
アニメ『かくしごと』キービジュアル (C)久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会

 本作は『かってに改蔵』や『さよなら絶望先生』などで知られる久米田康治さんが「月刊少年マガジン」で連載した同名マンガが原作。愛娘の姫に嫌われないよう、マンガ家の後藤可久士が「自分がマンガ家である」という“かくしごと”をし続けるという物語です。

 作中では基本的に可久士と姫を中心とした日常コメディが進行するのですが、毎回18歳になった姫の視点によるシリアスなシーンが挿入され視聴者に不穏な印象を与えていました。そして最終回はその未来の時系列の話に。記憶を失っていた可久士が18歳になった姫のおかげで記憶を取り戻し、“愛と笑いとちょっとの感動”の物語は大団円を迎えるのでした。

●『ミュークルドリーミー』第28話「まいらマイラブ」

アニメ『ミュークルドリーミー』キービジュアル (C)2017,2020 SANRIO CO.,LTD.  ミュークルドリーミー製作委員会・テレビ東京
アニメ『ミュークルドリーミー』キービジュアル (C)2017,2020 SANRIO CO.,LTD. ミュークルドリーミー製作委員会・テレビ東京

 サンリオの最新オリジナルアニメは、空から落ちてきたぬいぐるみのみゅーと友達になったことで、夢の中に入れるようになった中学1年生の日向ゆめが主人公。「ミラクルドリーミー王国」の女王様からドリーミーストーンを集めるよう頼まれた彼女が、毎回いろんな人の夢に入って問題を解決し、それを集めるというコメディ作品です。

 第28話は、クラスメイトである月島まいらがメインのお話。読者モデルとして活躍し、お笑いが大好きという彼女は、実はお母さんを亡くしていたことが判明します。そんな彼女が自身の誕生日であり、母親の命日でもある日に見る夢は……。そんなお話でも、湿っぽくなり過ぎない、『ミュークルドリーミー』らしく元気に明るく生きるまいららしいエピソードでした。

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