【漫画】地縛霊の復讐を手伝うハメに 除霊師の助言を聞いた結果…「言い回しがツボ!」
幽霊に触れることができる“体質”の男。それに気づいた地縛霊が、自分を殺した相手への復讐の手伝いをするように頼んできて……。イッシー13さんが、セリフ回しも楽しめる創作マンガをTwitterで公開しています。
設定は重いのにセリフやテンポが軽妙な作品
幼い頃から幽霊が見えて、触れることもできる“体質”の主人公。珍しく向こうから干渉してくるタイプの地縛霊に絡まれてしまいます。その霊は、自分を殺した彼氏に恨みを持っている様子。主人公に復讐の手伝いをするように頼んできて……。
漫画家のイッシー13さん(@evasiki)が、Twitterに『帰り道で幽霊に絡まれる漫画』を再掲載しました。読者からは「“復讐は何も生まない”に対する返し方が斬新」「言い回しがかつてないほどにツボ」といった感想が寄せられています。
作者のイッシー13さんに、お話を聞きました。
ーー『帰り道で幽霊に絡まれる漫画』は再掲載の作品でしたが、制作当時にお話はどのようにして生まれましたか?
このマンガに限ったことではないですが、短編を描くときは大体似たジャンルのマンガを読んでおり、それがモチベーションになっています。内容については、いつも突発的に思いついたものをそのまま描いてますね。
ーーイッシー13さんのマンガでは、今回の幽霊をはじめ、怪奇の世界を取り入れた作品もしばしば見られます。ご自身も何か不思議な体験をしたことはあるのでしょうか?
特に霊的な体験談はないのですが、世代的に“現代社会×ファンタジー”の作品を多く見てきたので、作品の傾向がそういった方向に流れているのかもしれません。
ーー本作では随所に見られる独特なセリフ回しも特徴的で、読者から高く評価されていました。普段の創作の際に、セリフもかなり時間をかけて考えていらっしゃるのでしょうか?
少なくとも短編マンガではないです。読者の目は鋭いので、ウケを狙ったようなセリフはすぐに気づきます。なので、個人的にはお酒飲んだりしながらサッと考えるぐらいが丁度いいと思ってます。
ーーそのほか、作品に対する読者からの反応で、特に印象に残った声があれば教えて下さい。
楽しんでもらいたくて描いてるので、やっぱり「笑った」って言ってもらえるのが一番うれしいですね。
ーー今後、マンガとして描いてみたいと考えているジャンルやモチーフなどは何かありますか?
特に何も考えていませんが、やっぱりバトルマンガに憧れがあります。
(マグミクス編集部)