遊びが勉強になるSwitchゲーム4選 「子供の教育に…」と買い、親が楽しむ!?
遊びがそのままお勉強になってしまうNintendo Switchのゲームタイトルをご紹介します。学校の授業で習う内要がそのままゲーム内に登場する作品や、普段の生活風景を多角的にとらえることができるようになるシミュレーションゲームなど。能動的にプレイするゲームだからこそ知的好奇心を育むことも期待できます。
『桃鉄』で覚えた知識は意外に多い
ゲームが好きな子供が、お年玉を”ゲームソフト引換券”ととらえてしまうことに今も昔も変わりはないように思います。
お年玉をあげた側から見て、お年玉が何に使われるか、どんなゲームソフトを買うのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
「好きなゲームを買えばいい」と思う反面、のめり込みすぎて学業に支障が出てしまうことを心配するのも親心。この記事はゲームがそのままお勉強になるNintendo Switchタイトルをご紹介します。
まず、Nintendo Switch用ソフト『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』をはじめとする「桃太郎電鉄」(以下、桃鉄)シリーズです。
日本を模したマップ上で総合資産を競い合う「桃鉄」は、地名や特産品、その土地にゆかりのある歴史上の人物が登場する演出が恒例です。あえて暗記しようと思わなくても、自然に社会の知識が覚えられることは「桃鉄」シリーズの持つ大きな魅力です。
収益や決算など、普段子供になじみがない単語が頻出するのもポイント。往年のファンであれば「桃鉄」がキッカケで覚えた知識も多いはずです。
プレイヤーと地続きな知識を得られるという点ではNintendo Switch用ソフト『天穂のサクナヒメ』(以下、サクナヒメ)も外すことはできません。
『サクナヒメ』は、日本古来の「米作り」の再現に並々ならぬコダワリが追求されたことが、大きな話題を呼びました。
「田植」、「稲刈り」、「脱穀」など、稲作の工程が細かく描写されるほか、稲に発生する主要な病気や、効果の違う肥料までもゲームから学ぶことができるのです。
私たち日本人とお米は切っても切れない存在。普段食べているお米を深く知ることで、普段のご飯に対し一層のありがたみを感じることにもつながりそうです。
また、RPG全般に言えることでもありますが、『サクナヒメ』は「米作り」のみならず、物語にも評価が高い和風アクションRPGゲームです。クリアを目的に文章やセリフを読むことは、そのまま国語力の向上にもつながると考えられます。
加えて最近ではシミュレーションゲームも取り扱うテーマが多岐に渡っています。プレイすることで、日常生活のなかにも勉強のキッカケを生み出してくれるシミュレーションゲームを2作品ご紹介します。