絶対的主人公“銀さん”の人生の教訓になる名言5選 ダメ人間なのにカッコイイ!
アニメ『銀魂』史上3作目となる映画『銀魂 THE FINAL』が2021年1月8日に公開され、ギャグと人情あふれる作風が熱烈な支持を呼んでいます。そんな同作の人気 No.1キャラクター“銀さん”こと坂田銀時の、ダメ人間なのに惚れずにはいられない、心に響く名言・迷言を5つピックアップ。
ダメ人間なのにカッコイイ! 心に響く“銀さん”の名言
2021年1月9~10日の全国映画動員ランキングが発表され、映画『銀魂 THE FINAL』が初登場で1位を獲得。公開から12週連続で1位を記録していた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』にストップをかけました。
そんな人気を得ている同作の絶対的主人公といえば、“銀さん”こと坂田銀時(さかた・ぎんとき/CV:杉田智和)です。普段はろくに働かず、家賃も滞納してばかりのダメ人間ですが、やるときはやる男で情に厚く仲間想い。男女ともに惚れずにはいられない名言・迷言を5つご紹介します。
●「美しく最後を飾る暇があるなら、最後まで美しく生きようじゃねーか」
これは、アニメ第5話「ジジィになってもあだ名で呼びあえる友達を作れ」で旧友・桂小太郎(かつら・こたろう/CV:石田彰)対して放った名言です。
時は10年前の攘夷戦争。攘夷志士の銀さんと桂小太郎が周囲を多くの宇宙人(天人)に囲まれ「敵の手にかかるより、最後は武士らしく潔く腹を切ろう」と、勝つことを諦めて切腹しようとしている桂に対してこのセリフを言いました。
この言葉で桂は切腹を思いとどまって戦い、10年後の今もお互い友人として関係を築いています。何もかも諦めて、最期を飾ることなんか考えるより、諦めずに前向いて生きていこう! そう銀さんに励まされ、勇気をもらっている気がします。
●「つまずき転んだのを石のせいにしたところで何か変わるか?」
続いて、アニメ第16話「考えたら人生って オッさんになってからの方が長いんじゃねーか!恐っ!!」で、「まるでダメなおっさん」略して“マダオ”と呼ばれる長谷川泰三(はせがわ・たいぞう/CV:立木文彦)に対して放った名言です。
無職の長谷川が再就職を目指し何社も面接を受けますが、ヒゲやサングラスを指摘され「まじでダサいオヤジ」「正にダルそうなオジさん」「全く堕落してしまったオジさん」など、どこに行っても“マダオ”と言われ就職は叶いません。
サングラスを愛する長谷川は「グラサンは体の一部だぜ、取れるわけねーじゃねえか」と再就職できないことをサングラスのせいにすると、銀さんに殴られこの名言が生まれました。
何かの失敗を周りやモノや環境のせいにしても、何も変わりません。自分が変わる大切さを、銀さんは言いたかったのではないでしょうか。