【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(21)】FPS初心者脱却へ!<攻撃編>
銃は反動があるもの。コントロールするには…?

ところで、FPSの多くは「エイム感度」を設定変更できます。激しい振り返り動作や近距離戦の多いゲームや、マップの広いバトルロイヤルゲームなどでは、ゲームにあったエイム感度を設定するのも大切ですが、個人的には最初に「この辺かな?」という大体の設定を決めた後は、細かく変えすぎない方が良いと思っています。
エイムの感覚は靴や革製品などと同じように、徐々に身体に馴染んでいくはずです。イメージと実際の動きが合致する様に焦らずじっくり馴染ませていきましょう!
また、間隔に差があるものの、銃は撃つとリコイル(反動)が発生します。フルオートで撃てる連射武器をそのまま撃ち続けていると、あさっての方向に銃を乱射することになってしまいますので、リコイルのコントロールも初心者脱却の必須科目となります。
まずは、慣れたい武器を装備して壁に向かい、リロードするまで弾を撃ち続けてみましょう。ひたすら真上に跳ねるもの、5発目以降左右に散り始めるもの、右上に偏り始めるもの……武器によってさまざまなリコイルのクセがあり、それが弾痕となって壁に表れるはずです。
つまり、ステップ1は「銃のクセを知ること」です。慣れたい武器のクセを確認したら、次は、その跳ねあがりとは「逆に」つまり反動に逆らいつつ照準を動かしながら撃ち、弾のバラつきを少しでも抑える練習をしてみましょう。
あまりにも反動が強い、連射スピードが速い武器であれば、まっすぐ飛びやすい3発や5発ごとに「タタタン、タタタン」とリズムよく撃っていく「指切り」というテクニックも有効です。指切りは遠距離の相手にしっかりと弾を当てていくのにも有効なので、覚えておいて損はない技術ですね!
今回は「エイム」のコツと練習法をご紹介しましたが、FPSにあまり縁のない方は文字で読んでみると「なんか複雑なことやってそう…」と思えるかもしれませんが、やってみると「そんことなかった!」となるはずです。
質問にお答えしながらまったり雑談しつつ、この練習風景をお見せする配信とかも、ひょっとしたら面白いかもしれませんね! そして、<防御編>は…また次の機会に!
(望月英)