【漫画】シナモンを買って何の料理を作る? 恋人どうしの女性ふたりの穏やかな暮らし
会社帰りに携帯で恋人に買ってきてほしいと頼まれたものは、何やら本格的な料理に使いそうなシナモン……。ゆさんが“百合”を描いた創作マンガのシリーズ最新作を公開。まったりとした穏やかな空気感が読者から好評です。
“百合”だからといっても特殊ではない日常

会社帰りに、携帯で恋人に「なんか買ってくるものある?」と聞いたら、返ってきた答えは「あったらでいいんだけどシナモン」。なかなかの本格的な料理に使いそうな食材ですが、何に使うつもりなのか……?
ゆさん(@16gousen)が、創作マンガ『シナモン』を公開しました。恋人どうしで一緒に暮らす女性ふたりの日常を描いたシリーズの最新作ですが、“百合マンガ”だからといって大げさな展開はなく、淡々とした穏やかな空気感が魅力です。読者からも「超日常的な百合の匂い」「こういうまったりな感じすごくいい」などの感想が寄せられています。
作者のゆさんに、お話を聞きました。
ーーゆさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
当時すごく疲れていて、癒やされたくて描き始めました。
ーー『シナモン』のお話はどのように生まれましたか?
前に、ホットワインが売られていて飲みたかったのですが、あまりワインが得意ではなくて、飲めなくて……という経験から生まれました。

ーー『シナモン』をはじめ、本シリーズは“百合”のマンガですが、作品を描くうえで何か意識しているポイントなどがあれば教えて下さい。
このふたりのマンガを描き始めるときに、相手の心を試さないということと、ふたりとも経済的に自立しているということだけは決めました。
ーー作品に対する読者からの反応では、どのような声が特に印象に残りましたか?
「癒やされました」というコメントをもらうことがあるのですが、自分が描き始めた目的が自分自身を癒やすためでもあったので、誰かの癒やしにもなっているのだなぁと思いました。でも、周りに誰も見せる人がいなくて、Twitterとpixivで初めて人に見てもらっているので、どんな意見も新鮮に思います。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
特には何も決めてないです。
(マグミクス編集部)