スマホゲーム『Marvelオールスターレルム』で気になる、20年ぶり登場の重要悪役
マーベルヒーローをカスタマイズして遊べるスマートフォンゲーム『Marvelオールスターレルム』の配信から1か月あまり。初心者にも易しいゲームデザインもさることながら、気になるのはゲームの舞台を創造した悪役「マエストロ」の存在です。
ヒーローを自分好みにカスタマイズできるのが大きな特徴

iOS、Android向けに配信されているスマートフォンゲーム『Marvelオールスターレルム』は、アイアンマンやスパイダーマン、ハルクなど、マーベルキャラクターが多数参戦する対人アクションゲームで、共闘&対戦がメインになっているのが大きな特徴です。マーベルのスマホゲームは数多くリリースされていますが、昨年12月にリリースされた同ゲームはプレイヤーが“自分だけのマーベル”を楽しめるという点が大きな特徴です。
ゲームはマーベル作品にインスパイアされた世界で、オリジナルのストーリーが展開します。大昔にパラレルワールドの未来から来た邪悪なハルク「マエストロ」が、砕け散った現実を力づくでつなぎ合わせた「バトルワールド」が作品の舞台に。マエストロの手によって治められていた世界は、彼が突然殺害されたことで不安定になり、大規模な戦争に発展する前にそれぞれの土地を統治するために各ヒーローたちが代表して戦う……という設定になっています。
プレイヤーの好みやプレイスタイルにあわせて装備や武器を選び、ヒーローをカスタマイズしていく要素は、同作が初めての試み。性格、戦闘スタイルに合わせて自由にカスタマイズでき、装備や武器の組み合わせは無数にあります。もちろん見た目も変わっていくため、他のプレイヤーと同じヒーローになることはほとんどないでしょう。
現時点ではリリースから1か月あまりで、選択できるヒーローは少ないですが、リアルタイム対戦と、自らヒーローを動かすバトルは没入感高め。1試合が5分ほどで終わるので、軽快なテンポも特徴です。
ゲームは数人単位のチームに分かれて互いの拠点を取り合うMOBA形式なので、敵だけでなく味方の動きや体力にも気を配る必要があり、戦略が必要になります。ライト層向けのわかりやすいゲームデザインで、自分が使うキャラの長所と短所を把握すれば、戦いをより優位に進められるようになるでしょう。
例えば、「ハルク」を前衛として盾役をこなしながら攻撃を繰り出すもよし、「ブラックパンサー」を使って近距離から素早く相手を仕留める、「アイアンマン」で強力な広範囲攻撃を使って対戦相手を一掃するなど、アクションは見もの。キャラクターの育成やカスタマイズの楽しさを十分に味わうことができるでしょう。