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2月22日は『Gガンダム』東方不敗の誕生日。素手でMSと渡り合った、前代未聞の男

2月22日は『機動武闘伝Gガンダム』に登場した「東方不敗」の誕生日です。主人公のドモン・カッシュの師匠、そして最大の敵として強烈なインパクトを作品にもたらしました。その壮絶な最期が描かれた第45話「さらば師匠! マスター・アジア、暁に死す」は、ファンの間から「真の最終回」だと声が上がるほどでした。

宇宙世紀の次の時代を、強烈に印象づけたキャラクター

『機動武闘伝Gガンダム』HDリマスターBlu-ray Box(バンダイビジュアル)。ジャケットに主人公ドモンとともに、東方不敗が描かれる
『機動武闘伝Gガンダム』HDリマスターBlu-ray Box(バンダイビジュアル)。ジャケットに主人公ドモンとともに、東方不敗が描かれる

 2月22日は、『機動武闘伝Gガンダム』に登場した東方不敗・マスターアジアの誕生日です。作中年齢は49歳。1994年の本放送から今年で27年目を迎える今年、当時『Gガンダム』を楽しんでいた方のなかには、東方不敗と同年代の方も多くなっているのではないでしょうか。かく言う筆者もそのひとりで、少しショックを受けています。

 東方不敗の本名はシュウジ・クロス。流派東方不敗という拳法を使う武道家で、ネオ・ホンコン代表として第12回ガンダムファイトに参加し優勝を果たしています。元々は日本人だったのですが、第7回ガンダムファイトに参戦した際のある出来事が原因で放逐され、ネオ・ホンコンに腰を落ち着けたという経緯が、マンガ『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』(作:おとといきたろう)によって語られました。

 そんな東方不敗が作中に初めて姿を現したのは、第12話「その名は東方不敗! マスター・アジア見参」となります。

 ただ、今でこそ『Gガンダム』は完全に市民権を得てガンダム世界の一員として認識されていますが、本放送当時は必ずしもそうとは言えない状況でした。初代『機動戦士ガンダム』から『機動戦士Vガンダム』まで続いた映像作品としてのガンダムは基本的に宇宙世紀時代の流れを描いた作品だったのですが、『Gガンダム』は初めて宇宙世紀以外の世界で展開されたガンダムだったため、一部のファンからは拒否反応が出ていたのです。

 しかし東方不敗の存在は、そんな逆風を一撃で吹き飛ばすようなパワーを秘めていました。初登場時には月をバックに構えを取り、「借りるぞ!」のひと言で主人公のドモンが身につけているハチマキを拝借して巨大なデスアーミーの頭部を引きちぎるという、前代未聞の離れ業をやってのけて視聴者の度肝を抜きました。

 さらには、砲弾を素手で受け止める、デスアーミーを足場ごと持ち上げてひっくり返す、銃弾を足場にして飛び跳ねるなど、素手の状態でモビルスーツを上回る戦闘力を持つ東方不敗の存在は、『Gガンダム』が秘めたそれまでのガンダムとはまったく異なる可能性を示してくれたのではないかと思えるのです。

【画像】東方不敗が乗ったMSもインパクト絶大。赤と紫の「マスターガンダム」(5枚)

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