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【シャーマンキング30周年への情熱(26)】『THE SUPER STAR』に登場の「中泉八雲」から、キャラ名の法則を読み解く

登場人物達の名前に込められる「法則」とは……?

麻倉葉の息子・朝倉花が活躍する『SHAMAN KING FLOWERS』第1巻(講談社)。朝倉家の名前は植物がモチーフになっている
麻倉葉の息子・朝倉花が活躍する『SHAMAN KING FLOWERS』第1巻(講談社)。朝倉家の名前は植物がモチーフになっている

 武井先生曰く、中泉八雲の名前は別だが、それ以外についてはそんな高尚な理由じゃない、と。文字の読み方を変えて素直に読んでくれれば法則に気付くと思う……ということでした。「勝定寺」は偶然で名前をお借りしたわけではなかったのです。筆者は正解を知っていますが、読者の皆さんに「あ!」と思って欲しいという先生のご意向があるので、ここでは伏せることにします。ちなみにどうして「そういう法則」にしたのかに、特に理由はないそうです。頑張って考察したのに……(笑)

 なお、中泉の名前は別……というのは「命名法則が別」という意味です。「シャーマンキング」では、劇中に登場するものの名称が一定の法則で名付けられていることを、みなさんはご存じでしょうか?

 地名は法則というより「もじった」感が強く出ていますが、人物名だとそれがよくわかります。例えば主人公は麻倉葉、その父は幹久、母は茎子、息子は花です。パッチ族の名前もわかりやすいですね。彼らは元素名がモチーフになっていて、ゴルドバ(金)、シルバ(銀)、カリム(カリウム)などです。X-LAWSは少しアレンジがきいていて当時の煙草の銘柄です。

 となると、中泉八雲もそうだということになります。彼の名前も法則によって生み出されていて、その結果、小泉八雲に似た名前になったのでしょう。では彼は誰と関係していて、どんな法則で名付けられたのでしょうか? この先、彼の正体が明らかになれば「あ、そういうことか!」と驚く(笑える?)はずですので、続きを楽しみに待ちたいと思います。

 では最後に……『SHAMAN KING KC完結版』コミックス35巻のおまけページについて少し触れたいと思います。おまけページは「最終回の後、彼らがどういう生活をしてきたのか」についての情報を伝えるものですが、その役割はこれまでも「SHAMAN KING CHARACTER BOOK 原色魂図鑑」(講談社)などが果たしてきました。

 今回は、筆者がそれらの点と点(もしくは線と線)をつなぎ、武井先生とも密に相談の上、更に一歩踏み込んだ内容になりつつあります。紙面が限られているため膨大にまとめあげたものを全部詰め込むことは難しいのですが、頑張っていますのでどうかご期待ください。

 それではまた次回よろしくお願いします!

(タシロハヤト)

【画像】「シャーマンキング」シリーズ作で振り返る、キャラの命名法則

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タシロハヤト

美少女ゲームブランド「âge(アージュ)」の創立メンバーで、長らくシナリオ、演出、監督等を務める。代表作は「君が望む永遠」シリーズ、「マブラヴ」シリーズ。現在はフリーで活動中。『シャーマンキング』の作者、武井宏之氏と旧知の関係である縁から、同作の20周年企画に参加している。
https://twitter.com/tamwoo_k