「ダイパリメイク」歓喜とともに不満の声が 「思ってたのと違った」理由とは?
追加情報があってもなくても…「面白いモノは面白い」
また、リメイクで追加される”新要素”にも期待が持てない憶測も飛び交っています。
『BDSP』が『剣盾』と同じ”世代”として扱われるのであれば、オンライン対戦のルールを統一するため、たとえば「ダイマックス」システムなどが追加される必要があるのですが、(あくまで発表された動画のなかでは)新要素は確認できませんでした。
『ポケットモンスター』は年齢によって思い入れの深いタイトルが異なりますが、『BDSP』だけがリメイクされたシリーズ作品のなかで、孤立してしまうことを懸念するファンも少なくないようです。
とはいえ、開発を担当する株式会社イルカは、PlayStation4用ソフト『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のグラフィック全般の開発協力も行っており、その力量は折り紙付き。また、ディレクションは株式会社ゲームフリーク取締役開発部長兼、株式会社ポケモンで取締役を務める増田順一氏が担当しています。
『BDSP』の発売は2021年冬を予定していますが、それこそ2022年初頭に発売を予定している『Pokemon LEGENDS アルセウス』も内容は謎だらけ。追加情報は必ず報じられるでしょう。
そう考えると、『BDSP』の新情報が発表される時間や余地は残されているようにも考えられます。そもそも『ダイパ』のリメイクであれば、作品の面白さは保証されているようなモノです。
今の段階では『BDSP』がファンの期待とズレてしまったことに不評の声も目立つものの、ふたを開けてみれば「面白いモノは面白い」となってしまう魅力こそ「ポケットモンスター」シリーズの持つ”強み”と言えるでしょう。
(ふみくん)