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「MILLION TAG」をきっかけに、少女マンガ編集者も前に出たい…「マーガレット」ハタケヤマさん

注目度の高さは大きなメリットになる

ハタケヤマさんの担当作品のひとつ、『ふたりで恋をする理由』(作・ひろちひろ)。高校の先輩とその幼馴染という、ふたりの男性と主人公の三角関係を軸に、一筋縄ではいかない恋愛が展開 (C)ひろちひろ/集英社
ハタケヤマさんの担当作品のひとつ、『ふたりで恋をする理由』(作・ひろちひろ)。高校の先輩とその幼馴染という、ふたりの男性と主人公の三角関係を軸に、一筋縄ではいかない恋愛が展開 (C)ひろちひろ/集英社

――今回参加される「MILLION TAG」は、普段開催される漫画賞とは異なる、コンクール形式です。漫画家さんにとってはどのようなメリットがあると思われますか?

ハタケヤマ まず、注目度が最初から高い状態でのデビューになるので、他の新人漫画家さんと比べてスタートダッシュのスピードが比較できないほど速くなると思います。仮に優勝できなかったとしても、参加した時点で最初から読者がついているので、そのあと別の機会にデビューすることになったら「あのとき参加していた人だ」と思ってもらえるのは圧倒的なメリットですね。

――新人漫画家の作品について、どのような点に注目されているのでしょうか?

ハタケヤマ 普段の投稿作品や持ち込み作品に関しては、私は何かひとつ「面白い!」と思える点があるかどうかを基準にしています。絵は拙いけどモノローグの言葉選びにセンスがあるとか、自分では思いつかないような意外性のある台詞回しをしているとか、コマ割りは全然できないけど「このシーンを描きたい!」という意志がすごく強い作品など、漫画家さんが「1個これを出そう」と思っている部分を見つけられたら、担当につきたいと思いますね。

――「MILLION TAG」では、漫画家さんとどのように取り組みたいとお考えでしょうか?

ハタケヤマ 短いスパンで1本の作品を作る形になりそうなので、いつもよりも早く、かつ深い接し方をしなければいけないだろうなと思います。普段新人漫画家さんと接しているのとは違う形を模索する必要があると感じますね。

――漫画家になるために必要な才能とは、どのようなものなのでしょうか?

ハタケヤマ 個人的には「頑張り続けられること」が大事だと思っています。人にないものを描くセンスもすごく重要だとは思いますが、新人漫画家さんと接していると、最終的には描き続けられる人が伸びてくるという感覚があるんです。また、頑張るといっても自分のこだわりに固執するのではなく、マンガを描くためにやれることをどんどんやっていける人、いろんなものを取り入れていける粘り強い人が、実際私が携わってきた漫画家さんには多いように感じます。

――ありがとうございます。最後に、「MILLION TAG」に注目している読者や参加を考えている方へのメッセージをお願い致します。

ハタケヤマ 「MILLION TAG」は、新たな才能が日の目を見る瞬間を目撃できる、他にはない賞です。少しでも参加を考える方はチャンスを逃さず応募していただきたいと思います。まだ、どなたと組むかは分からないのですが、漫画家さんはコメントやファンレターといった読者の反応からすごく力をもらえるので、読者の皆さんにはぜひ好きな作品や漫画家さんを見つけて、いっぱい応援していただきたいです。

(ライター 早川清一朗)

※「MILLION TAG」は、2021 年 3 月 21 日(日)まで挑戦者を募集しています。詳細情報は公式サイト(https://sp.shonenjump.com/p/sp/million-tag/)に掲載。マグミクスでは、引き続き「MILLION TAG」に参加予定の編集者の声を紹介します。

【画像】恋愛の難しさ・多彩さに共感必至!「マーガレット」ハタケヤマさんの担当作品(4枚)

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