【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(24)】『CoD』最新作は、初心者も手応え十分?
ゲーム大好き声優、望月英さんが、世界で人気のゲームについて語る連載企画。24回目は、歴史的なFPS「Call of Duty」シリーズの最新作。充実のマルチプレイの一方、初心者もたっぷり遊べてしまう奥の深さが魅力?
さまざまなルールのなかでしのぎを削る「スポーティFPS」
皆様こんにちは!望月英でございます。時おり冬の寒さが戻るものの、日中は暖かい時間も出てきましたね! とはいえ、夜はまだまだ冷えますし、「自粛」を緩めるわけにもいかないご時世です(花粉も飛び始めますし……)。引き続き油断せず、身体に気をつけてゲームライフを楽しんでまいりましょう!
さて!今回は歴史あるFPSシリーズのなかでもスピーディで、望月が最も「スポーティー」だと思っている、「Call of Duty」シリーズの最新作『Call of Duty: Black Ops Cold War』(以下、 『Cold War』についてお話したいと思います!
「スポーツ」と書くと、日本だと身体を使った運動競技のイメージが強いですが、実際は「競技」、つまり、決められたルールに則った上で勝敗や記録を競うものを指します。
なぜ僕が「CoD」シリーズがなぜ「スポーツ性」が高いと思うのかというと、4~6人という少人数で、個人そしてチームの技術を競い合うルールがたくさんあるからです!
基本的に、大会で採用されるルールについて説明すると、
●SEARCH & DESTROY
1ラウンドごとに攻撃・防御に分かれ、攻撃側はマップ内にあるA地点、B地点のどちらかに爆弾を運搬して設置し、起爆させるまで爆弾を解除させない、もしくは制限時間内に防衛側プレイヤーを全員キルすれば勝利。
防衛側は、攻撃側が爆弾を設置する前に攻撃側プレイヤーを全員キルするか、設置された爆弾を起爆前に解除させることで勝利となります。リスポーン(ゲーム中の復活)は不可能です。以前この連載ご紹介した、タクティカルFPSの「爆弾解除」と同じルールですね!
●HARD POINT
マップ内に存在する「HARD POINT」と呼ばれる地点の支配をめぐって戦います。「HARD POINT」は一定時間ごとに移動し、制圧しているチームが1秒ごとにスコアを獲得。「HARD POINT」に両チームが侵入していると、スコア獲得はストップします。
有効な「HARD POINT」がどちらかのチームに制圧されている場合はマッチの制限時間が一時停止されます。先にスコアリミットに到達するか、制限時間終了時にスコアが高いチームが勝利となります。このルールではリスポーンが可能です。
●CONTROL
「SEARCH & DESTROY」と同じく、1ラウンドごとに攻撃・防御に分かれますが、リスポーンできる回数がラウンドごとに設定されています。攻撃側は制限時間内にマップ内のA地点、B地点を両方奪取するか、防衛側をリスポーン数がなくなるまでキルすれば勝利。防衛側は、制限時間まで両地点のどちらかを防衛、または攻撃側をリスポーン数がなくなるまでキルすれば勝利。攻撃側がAまたはBの地点を奪取している間は、制限時間のカウントダウンはストップします。