【漫画】電子書籍と紙の本にはメリット・デメリットが いいとこ取り“最強の本棚”とは?
紙の本と電子書籍には、それぞれにメリットとデメリットがあります。たぬポンドさんは、それら両方の“いいとこ取り”な発想となる案をマンガとして発表しました。その理想的な本棚のアイデアが読者から大好評です。
邪魔にならない電子書籍にも紙の本には敵わない特徴が…
紙の本には物理的な収納スペースが必要ですが、電子書籍であれば本を置く場所に困ることはありません。それでもやっぱり、紙の本をしまう本棚には、本棚ならではの利点もあって……。
そこで、たぬポンドさん(@tan_uk_ijiru)は、紙の本と電子書籍の“いいとこ取り”なアイデアをマンガで公開しました。バーチャル技術を駆使するもので、作中では“AR”と紹介されていますが、厳密には“VR”の領域となるかもしれない発想。読者からは、多くの共感の声と「素敵なアイデア」「実現してほしい」といった感想が寄せられています。
作者のたぬポンドさんに、お話を聞きました。
ーー今回のマンガは、読書が好きな人には特に共感される内容だったのではないかと思います。たぬポンドさんも、昔からかなりの本を読んでこられたのでしょうか?
本は小学校の高学年頃から好きになって、ジャンルを問わず読み始めました。読むのが遅いのでたくさんは読んでいないですが、それでも本棚を圧迫するんですよね……。
ーーやはり今では、紙の本より電子書籍で作品を読むことのほうが圧倒的に多いですか?
海外に住んでいた時、日本の本はほとんど電子書籍でしか手に入らなかったので、その際に基本的に全て電子書籍に移行してしまいました。でも電子書籍になっていなくて読みたい本もまだたくさんあるので、今新しく買う本の“紙と電書”の割合はトータル半々くらいです。
ーーお子さんに“触れて”ほしいという以外で、たぬポンドさんご自身が、あえて「紙の本で買いたい」と感じるときもありますか? もしあるとしたら、それはどのような場合でしょうか?
デザイン関係や画集……あとは作家さんでもご自分で組版にこだわっていらっしゃる方の本などは、やっぱり紙かなと思います。
ーー本作では、さまざまな好みの“本棚”を実現できるアイデアが描かれていましたが、たぬポンドさんはどのような種類の“本棚”が欲しいですか?
大学時代、よく利用した地下書庫のような本棚がいいです。
ーー作品に対する読者からの反応で、特に印象に残った声があれば教えて下さい。
「本の重さで部屋の底が抜けた」などの“本が多すぎ”エピソードをたくさん聞けて面白かったです。
(マグミクス編集部)