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1話3分、忙しい人のためのショートアニメ3選 スキマ時間に気分転換!

アニメを見たいと思っても、忙しい日々のなかでは手が付けられないこともありますよね。「1話が長くて手を付けづらい」「シリーズ全話見られる気がしない」など、視聴を見送る理由はさまざまです。しかし、1話が短いショートアニメなら、気軽に視聴を始められます。この記事では、忙しい人でも見やすいショートアニメを3作品ご紹介します。

約30分で全話見終われるものも! 通勤中やお昼休みにも見やすいショートアニメ

 忙しい日々のなかでも趣味にしやすいアニメですが、話数が多かったりまとまった時間が取れなかったりすると、見るのを諦めてしまうこともありますよね。しかし、ショートアニメなら1話の長さが短く、たった3分で見終われるものもあります。この記事では、忙しい人におすすめの「手軽に見られるショートアニメ」を3作品ご紹介します。SNSでも「朝ごはんのついでに見られる」「気楽に見られて内容もいい」と評判です。

●『PUI PUI モルカー』(2021年1月~放送)

アニメ『PUI PUI モルカー』ビジュアル (C)見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズ
アニメ『PUI PUI モルカー』ビジュアル (C)見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズ

『PUI PUI モルカー』は、羊毛フェルトで作られたモルモットの車「モルカー」や人形が登場する、オリジナルのストップモーションアニメです。本作はモルカーの日常を描いており、1話あたり約2分40秒という短さでありながら、そのかわいらしさや奥深さからTwitterでも話題になりました。

 舞台は、モルモットになった車と人間が一緒に暮らす世界。モルモットの車「モルカー」は、とぼけた顔にくりくりした瞳、短い手足がかわいい癒やし系の車です。渋滞にうんざりしたり、銀行強盗に巻き込まれたりと、日々車ならではのエピソードが繰り広げられます。ある日渋滞に巻き込まれたモルカーの「ポテト」は、病院までの道を通れなくて困っている救急車のモルカーを見つけて――? 癒やしあり、友情あり、時には冒険もありな「モルだくさん」アニメーションです。

 フェルトのもふもふ感がかわいらしい本作は、子供向けのアニメとして作られており、そのかわいらしさにとても癒やされます。しかし、「夏の車内へのペット置き去り」や「車の窓からのポイ捨て」など、社会問題をベースとした話もあり、大人でも楽しめて考えさせられる内容です。製作には『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』のシンエイ動画が携わっており、モルカーの泣き声は本物のモルモットの声をあてるなど、こだわりも随所に見られます。全12話が約30分で見終わる驚異の短さなので、通勤や通学のおともにもぜひ。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

●『たくのみ。』(2018年1月~放送)

『たくのみ。』キービジュアル (C)2018 火野遥人・小学館/「たくのみ。」製作委員会
『たくのみ。』キービジュアル (C)2018 火野遥人・小学館/「たくのみ。」製作委員会

『たくのみ。』は同名マンガ(著:火野遥人/小学館)を原作とした作品で、1話12分前後のショートアニメです。転職と同時に上京してきた主人公が送る、女性専用シェアハウスでの宅飲みライフを描いています。「エビスビール」「氷結」など、実在のお酒が出てくる点にも注目です。

 転職を機に上京してきた天月みちる(あまつき・みちる/CV:今村彩夏)は、女性専用のシェアハウス「ステラハウス春野」に入居します。そこには、案内をしてくれたお姉さん・緑川香枝(みどりかわ・かえ/CV:小松未可子)や、休みには昼間から飲酒している桐山直(きりやま・なお/CV:安斉知佳)など、個性豊かな住人が住んでいました。初対面からお酒を飲んでいた直は、みちるの入居祝いにエビスビールのおいしい注ぎ方を教えてくれて――?

「焼酎ハイボール」「水曜日のネコ」など、さまざまなお酒が各話のテーマになっている本作。それぞれのお酒の作り方やそのお酒に合うおつまみが登場し、仕事終わりの主人公たちがおいしく楽しく飲む様子が描かれます。お酒の飲み方・作り方が勉強になるのはもちろん、「冷ややっこの梅肉とオクラ乗せ」「アボカドとマグロのわさび醤油和え」など、簡単でおいしそうなおつまみもすぐに真似できそうです。会社に着ていく服に悩んだり、アフター5の過ごし方を考えてわくわくしたりと、みちるの「社会人あるある」にもつい共感してしまいます。会社帰りにお酒とおつまみを買って、見ながら宅飲みするのも楽しそうですね。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『ガイコツ書店員 本田さん』(2018年10月~放送)

『ガイコツ書店員 本田さん』キービジュアル  (C)本田・KADOKAWA /ガイコツ書店員本田さん製作委員会
『ガイコツ書店員 本田さん』キービジュアル (C)本田・KADOKAWA /ガイコツ書店員本田さん製作委員会

『ガイコツ書店員 本田さん』は同名マンガ(著:本田/KADOKAWA)を原作とした作品で、1話12分程度のショートアニメです。原作は元書店員の本田氏が手がけており、書店員の日常や本屋の裏側がコメディタッチで描かれています。本やマンガが好きな方はもちろん、テンポよく笑えるショートアニメをお探しの方にもおすすめの作品です。

 書店で働く本田(CV:斉藤壮馬)は、迫り来る業務や絶版の危機と日々戦っていました。とある書店のコミック売り場で、ムードメーカーのカミブクロ(CV:三瓶由布子)や上司のペストマスク(CV:日笠陽子)たちと一緒に、奮闘する本田。そして何より刺激的なのは、ご来店する「キャラの濃すぎるお客様たち」です。ある日、本田のもとに超イケオジのお客様が現れます。「娘に頼まれた本なんだけど……」と差し出されたスマホ画面には、18禁の同人誌が表示されていて――?

 原作者の本田氏が書店勤務時代に体験した「面白いこと」が描かれている本作。「私はスウェーデンの腐女子です」とメモを見せてくるお客様や、「40代男性でも楽しめる少女マンガ」をお探しのお客様など、キャラの濃いお客様エピソードは必見です。また、重い本を運ぶため腰痛持ちが多かったり、出版社の営業さんたちとの攻防があったりと、書店員の裏側を覗けるエピソードも。加えて、激しめのオープニングテーマ(第1話はエンディングテーマ)の「ISBN ~Inner Sound & Book’s Narrative~」は、関係者ならついニヤリとしてしまう歌詞なのでぜひお聴きください。作中にはアニメの原作となっている人気マンガのパロディも多く、本やマンガに詳しくない方でも楽しく見られます。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

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 短いアニメでも、ちょっとの時間で笑ったり癒やされたりと、いい気分転換になります。忙しい方こそ少しだけ現実から離れて、アニメの世界で息抜きしてみてはいかがでしょうか。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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