『チェンソーマン』汎用性が高いセリフ7選 日常で使えるパワーワード「は?言ってないが?」
デンジのめちゃめちゃ頭が悪いパワーワード
●「マジかよ~!? すっげえワルの敵が使ってくるヤツじゃ~ん!!」
第67話で、ドイツからの刺客・サンタクロースと戦ったときのデンジのセリフ。サンタクロースは、大量の一般人を人形に変えてデンジを襲わせるという非道な戦い方を仕掛け、デンジからこのセリフが飛び出しました。
普通のマンガだと、主人公が考え込むシリアスなバトルになるところですが、デンジはこの明るさです。めちゃめちゃ頭が悪くてセンスがいい、屈指の名セリフではないでしょうか。日常で非道なことをされても、このセリフで明るく返しましょう。
●「馬鹿じゃねえ! こちとら毎日教育テレビみてんだぜ!!」
第69話にて、デンジがサンタクロースから「馬鹿の行動は理解できません」と言われてしまったときに返したパワーワード。教育テレビを持ち出すあたり、デンジの素晴らしい語彙力が発揮されています。
このセリフを使うことによって、毎日教育テレビを見ているのに馬鹿と言われたとき、馬鹿ではないことを主張することができます。
●「何も見たくねえ…」
最後は第70話より、目の前でかつての相棒・クァンシを殺された岸辺が、目隠しをしたまま発したセリフです。岸辺は、デビルハンターに適しているのは「頭のネジがぶっ飛んでるヤツ」と持論を語るような人物でした。しかし実はちゃんと持ち合わせていた人間らしい部分が擦り減っていき、ついに悲惨な現実を直視できなくなってしまったという悲壮感が、このセリフにはこもっています。
作中では非常に重いセリフなのですが……高い汎用性を持っていることも確かです。日常で直視できない場面に遭遇したら、使ってみてはいかがでしょうか。
(古永家啓輔)