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思い出したくない『DQ3』の“ちょいトラウマ”集 「冒険の書が消えた」だけじゃない!

国民的RPG『ドラクエIII』において「冒険の書が消えた」はトラウマの殿堂入りと行ってもいいでしょう。とはいえ『ドラクエIII』にはまだまだプレイヤーを絶望のどん底に陥れる数々の“ちょいトラウマ”が用意されていました。嫌な記憶をそっと掘り起こしてみませんか?

思い出すだけで冷や汗 『ドラクエIII』伝説のトラウマをプレイバック!

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(画像は同作のAndroidアプリ版)  (C)1988, 2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(画像は同作のAndroidアプリ版)  (C)1988, 2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved

『ドラゴンクエスト』あるいはRPGのイメージを決定づけたといっても過言ではない名作RPG『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(以下、ドラクエIII)。発売から30年以上が経過してもなおまぎれもない「伝説」としてゲーム界に君臨し続けています。さてそんな『ドラクエIII』の想い出は決して「楽しい」ものばかりではなかったはずです。例えば不穏な旋律と共に表示された「おきのどくですが ぼうけんのしょは きえてしまいました」は多くのプレイヤーたちを絶望の淵へと陥れたことでしょう。

 とはいえ時が経てばこうした体験も良い想い出に変わっているはず。そこで本稿では「冒険の書が消える」ほどでないにしても『ドラクエIII』を語る上で忘れられない“ちょいトラウマ”をプレイバックしていきます。大人になった今、あの日のトラウマはちゃんと良い想い出に変わっているでしょうか?

●黄金の爪にじごくのはさみ…ピラミッド周辺はトラウマ量産ゾーン

 砂漠の城イシス、そしてピラミッド周辺は“ちょいトラウマ”が数多く眠っているゾーンといえます。まず、じごくのはさみのスクルト地獄に泣かされます。いざピラミッドに入り嬉々と宝箱を開ければ「ひとくいばこ」で、その攻撃力に我が目を疑い、マミーの痛恨の一撃をくらい続けあっというまに満身創痍。極め付けは「おうごんのつめ」入手後に始まる千本ノックのような連戦バトルが始まりました。

●お金がないので仲間を生き返らずに…「詰んだ!」

 お忘れの人も多いかもしれませんがザオラルなど復活呪文を覚えるまでは仲間は教会で生き返らせるものでした。ところが全滅してしまえば所持金を半分没収されています。そのため費用が足りなければ戦闘で稼がねばならず、かといって外にいる魔物はひとりで倒すにはあまりにも強く……棺桶をずらり連れたまま「詰んだ」状態に陥るのはなかなかこたえるものがありました。

●女商人が町づくりで持っていかれたうえにおっさん化!

「商人の町(スー東の平原)」もまたプレイヤーに強烈な印象を与えました。本筋とは関係ないサブクエスト的なイメージを持たれている方も多いかもしれませんが「イエローオーブ」が手に入るためクリア必須のイベントです。こちらのエピソードは仲間の商人を町づくりのために引き渡さないといけないのですが、ファミコン版だと帰ってこない上に、もし女商人だった場合、なぜかグラフィックが肥えたおっさんに変わってしまうという「仲間との惜別」とは全く別ジャンルの悲劇を生みました。(リメイク版では最終的に帰ってくるうえ、おっさん化も起こりません)

●せっかくバラモスを倒したのに…間髪入れずにゾーマ!

 魔王バラモスを倒しアリアハンへと凱旋した勇者たちですが……ここからの展開にショックを覚えた人も多いはず。何せ間髪入れずに大魔王ゾーマとの闘いが幕をあけるのですから。ラッパ隊が目の前で消されていく演出は先ほどまでの祝賀ムードからの落差も相まって、何が起きたのか把握するのすらひと苦労でした。

 まだまだあります。ロマリア城からいきなりアッサラーム方面に向かってしまったために「あばれザル」にボコボコにされたり、テドンの村では朝になると村人が全員白骨死体に変わっていたり、スーパーファミコン版の最初の性格診断じゃ、悪魔となり町の人々をうっかり焼き殺したり……、感情を揺さぶってやまないイベントが目白押しの超名作ゲーム、それこそが『ドラクエIII』でした。記憶を掘り起こしてみた今、あの頃の“ちょいトラウマ”は良い想い出に変わっていたでしょうか。

(片野)

【画像】思い出話に花が咲く、初期ドラクエのトラウマ

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