【漫画】猫の妖怪“人の脚噛み”？「縁起でもないけど、もし…」飼い主の思いに共感

考えたくないけど、もし、飼い猫が歳を取ったら…

　2匹の猫と暮らしている秀さん（@hide_pau）が、1ページ1コマの4コママンガ『縁起でもないけどもしそんな日がきたらいっそそうなればいいなと思う話』をTwitterで公開しました。飼い主の猫への思いが込められた作品に、読者から共感の声が寄せられています。

　猫による「妖怪・人の脚噛み」「怪奇・深夜運動会」とは……？　最後のページで明かされる飼い主の思いに、読者から「同じ気持ちです」「こうやってそばにいてくれたらうれしいな」「むしろ出てきてほしい」などの声があがりました。

　作者の秀さんに、お話を聞きました。

ーー今回のエピソードを描こうと思ったきっかけはありましたか？

　我が家にいる猫2匹が両方ともに甘えん坊で、かまってほしくて仕事の妨害をしてくることが多々あります。日頃から飼い主の仕事を妨害するため、足をかんできた際に「人の足がみ妖怪が現れたぞ！」と冗談を言っているのですが、「いつか猫たちが歳を取ってこういったアピールもしてこなくなるのかな」とふと考えたことがきっかけです。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声があれば教えて下さい。

「寮で寝てる夜中、足元に何かが乗ってくる感触でびっくり＆恐怖で目を覚ましたことがあるけど、その頃実家の猫が亡くなったと母から聞いて、怖いと思ったことを申し訳なく思ったのです。ちゃんと足元で丸まってくれたのに……（涙）」というコメントです。このように、ペットが亡くなったあとでも、その存在を近くに感じる人が何名かいらっしゃいました。

ーーTwitterでは猫との日常を描いた4コママンガを精力的に公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか？

　自分の記録として描いている部分が大きいですが、やはり周囲からの反応が大きいと、次も描こうという制作意欲につながります（笑）。あとは猫たちがかわいいアクションをしたときに「これはマンガにしよう！」と日々ネタを書き留めています。

ーー現在のご活動について教えて下さい。

　2021年4月17日（土）に「ジャンプ＋」に読切『U太郎侵略中！』が掲載されました。その他にも、他配信サイトにて短期間連載のマンガを準備中です。

●秀さん　前回のインタビュー

「猫、最高」動物と暮らす大変さと幸せ　あふれる想いに「号泣」「分かる」

（マグミクス編集部）