アニメ『ドラえもん』で高校生のび太のビジュアルが話題に。「あれ、太った?」
私たちが知る『ドラえもん』の野比のび太といえば、ヒョロっとした体型に眼鏡といった平凡なイメージが強いかと思います。しかしその姿はあくまで小学生の姿であり、もちろんのび太も成長とともにビジュアルに変化が現れるように。最近では、TVアニメで登場した高校生ののび太の姿が大きな話題になりました。
高校生のび太はぽっちゃり!?
『ドラえもん』の野比のび太は、周知の通り10歳の小学生です。見た目はヒョロっとした体型で、スポーツと勉強は大の苦手…… ということは『ドラえもん』視聴者であれば誰もが知っていると思いますが、では高校生になったのび太の姿は想像できますでしょうか?
高校生になって垢抜けたのか、はたまた成績は上がったのか。TVアニメ『ドラえもん』2021年3月27日放送の「ぼくを、ぼくの先生に」というエピソードで、高校生姿ののび太が登場し、注目を集めています。同エピソードは、マンガ『ドラえもん』3巻に収録されている内容で、物語は彼が“未来から中学生の自分を連れてきて、勉強を教えてもらおう”と考えるところから始まります。
ちなみに中学生ののび太はというと、小学生ののび太より少し背が伸びたくらいでさほど変わりません。成績の方も相変わらずで、テストの結果も0点や5点など、見るに堪えないものばかりです。ただし、理科らしきテストだけは2桁に達しています(といっても15点ですが)。
そして物語後半では肝心の高校生のび太が登場するものの、スリムだった頃の面影はなく、ぽっちゃり体型。年頃なのか顔には吹き出物らしきブツブツができており、一人称は「ボク」から「オレ」に変わっています。また辛うじて高校には通っているようですが、「中学まで怠けていると高校生のオレが迷惑する」と愚痴をこぼすところを見るに、どうやら成績は散々のよう。最後は「お前がしっかり頑張ってオレをクラスで2番にするんだぞ」と言いながら中学生ののび太を連れて帰りました。
……と、ここまでは他人任せでどうしようもないのび太ですが、2006年4月放送の「のび太の25年後 りっぱなパパになるぞ!?」というエピソードでは、大人のび太が登場したことも。「失敗しては反省し、失敗して反省し。その繰り返しの毎日さ」と大人の辛さを語りながらも、妻子のために頑張ろうとする良き父親像が伺えます。
決して優秀ではないけれど、最終的に一人前の父親に成長するのび太。そんなところも何だか憎めない彼の魅力のひとつなのかもしれませんね。
(マグミクス編集部)