『ヒロアカ』バトルシーンと名セリフが最高なヒーロー5選。「私が来た!」
“ヒロアカ”の愛称で親しまれているアクション作品『僕のヒーローアカデミア』。2021年3月から始まったアニメ第5期も盛り上がり、ますます注目を集めています。同作の見どころは、「個性」と呼ばれる特異体質を活かしたバトルシーンや、ヒーローならではの名セリフ。そんな名シーンに心が震い立つ“最高のヒーロー”を5人紹介します。
圧倒的ナンバー1ヒーローの名シーンと名セリフ
日本テレビ系でアニメ第5期が放送中の“ヒロアカ”こと『僕のヒーローアカデミア』は、世界総人口の8割が「個性」と呼ばれる何らかの特異体質を持つ超人社会が舞台です。平和を守るヒーローと、個性を悪用する犯罪者・敵(ヴィラン)による戦いが描かれます。
第1話冒頭で主人公・緑谷出久(みどりや・いずく)、通称“デク”の「これは、僕が最高のヒーローになるまでの物語だ」という台詞から始まるように、「無個性」の落ちこぼれながらヒーローを夢見るデクが、さまざまな人物、そして多くの試練と向き合いながら、最高のヒーローになるべく成長していく物語です。
今回は、「個性」によるかっこいいバトルシーンや、心が震えたヒーローらしさ全開の“名セリフ”とともに、“最高のヒーロー”5人をご紹介します。
●オールマイト「私が来た!」
同作を語る上で、紹介せずにはいられないキャラクターが、No.1ヒーロー「オールマイト」。存在そのものが犯罪の抑止力とされ、“平和の象徴”として絶対的安心感を世間に与えるキャラクターです。主人公デクの師匠であり、ヒロアカといえばインパクト抜群なこの顔立ちや姿が印象的な方も多いはず。
そして、後にデクに引き継がれる個性「ワン・フォー・オール」によるバトルシーンが豪快でカッコイイのです。その能力は「力をストックし、別の人に譲渡する」というもの。次の世代になればなるほど強くなる、まさに無敵なチート能力です。
凄まじい必殺技を数多く持つオールマイトですが、なかでも印象的な技が、物語序盤で繰り出す「デトロイトスマッシュ」です。打撃攻撃の効かない液体状のヴィランを、その衝撃で散り散りにしたうえ、上昇気流を発生させて雨を降らし、右手1本で天気まで変えてしまうのです。
そして、オールマイトといえばヒーローらしさ全開の“名セリフ”。
「もう大丈夫!なぜって?私が来た!」
「平和の象徴は、決して悪に屈してはいけないんだ」
「ヒーローってのは本来奉仕活動! 地味だ何だと言われても!そこはブレちゃあいかんのさ」
など、人びとに大きな安心感を与えるセリフが多いのも特徴的。アニメ第5期では一線から退いていますが、それでもなお大きな存在感を放つオールマイトに注目してみてはいかがでしょうか?
●デク「君が救けを求める顔してた」
続いては、同作の主人公・デクを紹介します。前述の通り、当初のデクは無個性の落ちこぼれでしたが、オールマイトから個性「ワン・フォー・オール」を受け継ぎました。名門・雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒で、オールマイトが副担任を務めています。
そんなデクの名セリフといえば、アニメ第2話で放った「足が勝手に。何でって分からないけど!君が救けを求める顔してた」という言葉。
液体状のヴィランに体が乗っ取られかけている友人・爆豪勝己(ばくごう・かつき)にかけた言葉で、爆豪を見た瞬間に足が勝手に動いて助けに走ってしまったデク。無個性というハンディキャップを背負いながらも、ヴィランに立ち向かう“根っからのヒーロー気質”であることが分かる名シーンであり、名セリフです。「最高のヒーローになるまでの物語」はここから始まりました。
今後も、「ワン・フォー・オール」の個性を使いこなしはじめているデクのヒーロー活動に注目したいところです。