【漫画】数年後の小学校で、キラキラネームがすごいことに! 4コマギャグが笑える
何年か先の小学校。朝、先生が出欠確認をしますが、子供たちの名前が……! Twitterでギャグマンガを多く発表している、れもん茶さんによる新作が公開され、大きな反響を呼んでいます。
現実になったらすごい…子供たちの名前が『ウマ娘』だらけ!

何年か先の小学校。朝、先生が出欠確認をしますが、子供たちの名前が……! Twitterでギャグマンガを多く発表している、れもん茶さん(@Lemoncha08014)による新作『何年か先の小学校~出欠確認~』が公開され、大きな反響を呼んでいます。
競馬を擬人化したゲームやアニメなどのメディアミックスコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』の人気を受けて描いたという本作。将来、現実になる時が来るのでしょうか……。読者からは「意味は分かるけどひどい」「何というか……強い思いのこもった名前ですね」「キラキラネームの域を超えている」などの声があがり、リプライ欄は「ウマ娘」関連の名前で盛り上がっていました。
「殺伐としがちなタイムラインが少し愉快になるようなマンガを目指して描いてます」と語る、作者のれもん茶さんにお話を聞きました。
ーー『何年か先の小学校~出欠確認~』のお話を描こうと思ったきっかけを教えて下さい。
自分でマンガにもしたんですが、『ウマ娘 プリティーダービー』がはやっている影響で、競走馬の名前を子どもにつける人とか出てくるかも……と思ったのがきっかけです。いわゆる「キラキラネーム」といったものや、創作物由来の名前をつけるという話はあるそうなので。もちろんネタにするにあたってマンガ的な誇張はしています。(『簡単な漫画の描き方』参照)
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
マンガ内で出したもの以外で、馬の名前にどんな漢字を当てるか大喜利が始まっていたのは面白かったです。
あと、Twitter内を「百二十億紙屑」で検索すると、私のマンガに対する反応らしきツイートが結構な数引っかかって、眺めてニヤニヤしていました。

ーーTwitterでは1~4コマのギャグマンガを多く発表なさっており、反響を集めていますが、少ないコマ数でマンガを描く際に工夫なさっている点、心がけている点はありますか?
情報を最小限にし、知識や読み解きをある程度読み手に委ねることでしょうか。少ないコマ数でキャラクターを立てたり伏線を張ったりというのは無理があるし、丁寧に説明するとテンポが悪くなり面白さに影響するので、あるあるネタや広く知られている知識を土台にすることで省略しています。
今回のマンガだと、学校で先生による出欠確認というイメージしやすいシチュエーションを使いつつ、「キラキラネーム」「ウマ娘」「競走馬のゴールドシップが起こした悲劇」などは一切説明せず読んでる方が知ってくれている前提の内容となっています。どこまで説明しどこまで省略するかは毎回迷いますね。
ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
やっぱりたくさんのいいねやリツイート、リプライがつくのはうれしいです。他人を笑わせる目的でマンガを描いているので、多くの人に見てもらいたいし、その指標として数字は意識しちゃいますね。
ひとつの取り組みを長く続けるというのが苦手なんですが、始めて1年半以上になるTwitter上で創作活動のモチベーションが落ちないのは、たくさん反応をいただけているおかげだろうなと感じています。今後も愉快になるような内容で、いいねやリツイートが伸びるマンガを描いていきたいです。
●れもん茶さん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)