【漫画】漫画家志望の塾講師、「私はバカ」受験を乗り越えた女子高生からの言葉に涙…
さく兵衛さんが学習塾でアルバイトをしていた時、「私は超バカだから」と言う、自分に自信のない女子生徒に出会いました。さく兵衛さんは「大丈夫」と彼女を励ましながら、一緒に勉強を頑張りました。そして受験の結果は……。
自分に自信のなかった女子生徒の言葉がしみる…
さく兵衛さん(@sakubetaro)が学習塾でアルバイトをしていた時、「私は超バカだから、私に期待しないでね」と言う、自分に自信のない女子生徒に出会いました。さく兵衛さんは彼女の苦手な日本史をマンガに描いて解説したり、「大丈夫」と励ましたりして、一緒に勉強を頑張りました。そして受験の結果は……。
さく兵衛がこの時のことをマンガに描き、『自分をバカだと卑下するJKが私に教えてくれたこと』と題してTwitterで公開しました。読者からは「泣いた」「勇気をもらいました」「女子高生の素直さがしみる」「ひとりでも信じてくれる人がいたら頑張れますよね」などの声があがりました。
作者のさく兵衛さんに、お話を聞きました。
ーー『自分をバカだと卑下するJKが私に教えてくれたこと』のエピソードはほぼ実話とのことですが、今回マンガに描いて公開しようと思ったきっかけはありましたか?
求人検索エンジン「スタンバイ」と漫画家エージェント「コルク」が主催している漫画賞のテーマが「新しい仕事に挑戦しようと思った瞬間」だったので、このエピソードを思い出して描きました。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声があれば教えて下さい。
「私もこんな風に大丈夫だって言ってほしかった」というコメントが心に残りました。改めて人に面と向かって言ってもらえるというのは貴重なことなんだなと思いました。
ーーTwitterで最近投稿されたエッセイマンガでは『母が大学生になった日』も大きな反響がありました。実話をマンガにする際に工夫なさっている点、心がけている点などはありますか?
自分に起きた出来事をマンガに描く時は、特に「客観的に見て理解できるか」ということや分かりやすさを意識しています。あとは、「何が見せ場で一番伝えたいことなのか」は毎回意識しています。
ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
Twitterに描いたマンガを投稿すると何かしら反応してくれる人がいるので、それがモチベーションになっているのかもしれません。
●さく兵衛さん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)