5/2は『ウマ娘』スペシャルウィークの誕生日。開発者の夢も乗せ、日本一へと駆け抜ける!
「大食い」がピンチを招くことも…

皐月賞でのスペシャルウィークは食べ過ぎて太ってしまい、勝負服のチャックが閉まらない状態でした。これも史実に準拠した展開で、実在のスペシャルウィークもデビュー時は466kgだった体重が、皐月賞のときには10kg増加していたのです。
結果、早々に三冠制覇の資格を失ったスペシャルウィークでしたが、仲間の支えもありダービー、宝塚記念、天皇賞・秋とレースへの出走を続け、ライバルであるエルコンドルパサーやセイウンスカイ、グラスワンダーとの激闘を繰り広げます。
実績を積み重ね、ついに「日本総大将」と呼ばれるまでに成長したスペシャルウィークはジャパンカップに出走、凱旋門賞でエルコンドルパサーに勝利したヨーロッパ最強ウマ娘、ブロワイエを迎え撃ちます。果たしてスペシャルウィークは日本一のウマ娘になれるのか。ふたりの「おかあちゃん」との約束を守れるのか……ぜひあなた自身の目で確かめてください。
アプリゲームでのスペシャルウィークも、キービジュアルでは真ん中に描かれており、事実上の主人公として位置づけられています。レア度は当然ながら最高の☆3ですが、ライバルが強く苦戦しがちで、育成難易度は少し高めとなっています。覚醒レベルを上げると強力な回復スキル「食いしん坊」を習得できるのは、太り過ぎの状態でレースに臨んだスペシャルウィークらしいと言えるでしょう。
しかし何よりスペシャルウィークの存在感を感じるのは、オープニングでしょう。発表からサービス開始まで非常に長い時間がかかった『ウマ娘 プリティダービー』。その開幕を飾るオープニングテーマで、高らかなファンファーレとともにまず最初に映し出されるのがスペシャルウィークです。そしてステージ上の皆が声を合わせ「やっとみんな会えたねー!」と叫ぶシーンでも、アップになるのはスペシャルウィークなのです。
開発者が『ウマ娘』に込めた想いが凝縮された存在。それがスペシャルウィークなのかもしれません。
(早川清一朗)