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映画『カラミティ』吹替版主演・福山あさきさんに聞く…夢へと向かう力とは?

声優になりたいという夢と挫折

映画『カラミティ』ポスタービジュアル
映画『カラミティ』ポスタービジュアル

──今、声優になるのは、大変な狭き門だと言われています。それでも目指そうと思われたのには、何かきっかけがあるのでしょうか?

福山 きっかけと言えるかどうかは分からないですけど、小さい頃は、自分の空想の世界に入り込んで、それをひとりで演技してみるのが好きでした。わりとシリアスな空想が多かったように思います、「お母さん何で死んじゃったの!?」とか。母はおかげさまで、今も大変元気にしているわけですが(笑)。

──子供の頃から、お芝居が好きだったんですね。

福山 内気だし人見知りだしあがり症だし、収録の前には緊張のあまりお腹が痛くなったり震えたりするほどなんですけど、誰かに見てもらって褒めてもらうのが実は好きです(笑)。そういうところは、子供の頃から変わってないのかもしれませんね。

──それがあって、本格的に演技を学ぶために、養成所に行かれたんですね。

福山 一生懸命に勉強して、何度も挑戦したんですけど、いつも最後の関門を突破できずに事務所に所属することができませんでした。それで、ちょっと疲れちゃって……自分が本当に声優になりたいと思っているのか、あるいは「声優になるのが夢」だと口にしている手前、目指すのが義務だと考えているのか……自分のことが分からなくなったんです。

──それで、YouTubeやInstagramを活動の場に選ばれたんでしょうか?

福山 何かを表現すること自体は好きなので、楽しみながらコツコツ続けているうちに、応援してくれる方が増えていきました。活動を目にしたインフルエンサー事務所に声をかけていただき、所属することになりました。それでも、アニメや映画を完全な視聴者として楽しむことが、どうしてもできなくて……。

──やっぱり自分は、作品を創っている現場に立ちたいと。

福山 だから、自分のYouTubeチャンネルに、自分の声を活かしたコンテンツをアップし始めたんです。道が開けることを信じて、やり続けるしかないと。それを2年ほど続けたことが、今の事務所に応募するきっかけになりました。

 この応募でダメだったなら、今度こそあきらめられる……と思ってました。私は新人声優としては決して若くもないですし、YouTubeやInstagramでの活動も決してキャリアのための踏み台ではなく、それ自体が楽しいですし大好きですから。

【画像】まるで絵画のような…?『カラミティ』の世界観と人物たち(6枚)

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