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アクションシーンがすごいアニメ3選 息するのも忘れて見入る戦い!

作画の良いアニメは評判になりがちですが、特に戦う・空を飛ぶなどのアクションシーンが素晴らしいと、つい見入ってしまいますよね。動きのリアルさやダイナミックさに圧倒され、SNSに感想を投稿した方もいるのでは。この記事では、そんな「アクションシーンがすごいアニメ」を3作品ご紹介します。

本当に人が描いてるの!? 大迫力のアクションシーンに思わずため息

 アニメの醍醐味のひとつであるアクションシーンは、見ているだけでドキドキわくわくさせられます。しかし時に、ドキドキわくわくを超えて、息を忘れるほどすごいアクションシーンに出会うことも。この記事では、大迫力の「アクションシーンがすごいアニメ」を3作品ご紹介します。SNSでも「ほぼ劇場版レベル」「アホみたいにカッコいい」と評判です。

●『甲鉄城のカバネリ』(2016年4月~放送)

『甲鉄城のカバネリ』キービジュアル (C)カバネリ製作委員会
『甲鉄城のカバネリ』キービジュアル (C)カバネリ製作委員会

『甲鉄城のカバネリ』は、『進撃の巨人』『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』のアニメ制作会社「WIT STUDIO」が手がけたオリジナルアニメです。「Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2016」では、作品賞をはじめキャラクターデザイン賞、サウンド賞など、制作陣含め5つの賞を受賞。不死の怪物・カバネと戦うキャラクターたちの、リアルな和風アクションが話題となりました。

 近世から近代へと移り変わろうとしている時代に、全世界で突如、不死の怪物・カバネが出現。極東の島国・日ノ本(ひのもと)でも、カバネが爆発的に増殖していました。人々はカバネから身を守るため、各地に「駅」と呼ばれる砦を築き、駅の間を装甲蒸気機関車(通称:駿城/はやじろ)で移動して暮らしています。顕金駅(あらがねえき)に住む少年・生駒(いこま/CV:畠中祐)は、カバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒」を開発。カバネと戦う準備を密かに続けていました。ある日、顕金駅に駿城が突入します。その駿城の乗員は全滅しており、全員カバネに変わっていてーー?

 躍動感あふれるアクションシーンが高い評価を集めた本作。蒸気機関が発達した近世~近代を舞台としており、和風かつスチームパンクな世界観が目を引きます。特に、カバネのウイルスに感染しながらも、心は人間である「カバネリ」・無名(むめい/CV:千本木彩花)が人間離れしたアクションを連発。第2話では、無名がたったひとりで、無数のカバネをなぎ倒していきます。空中で身をひるがえしながらカバネを撃ったり、地面に降りたかと思えば、すかさず槍でカバネを貫いたり……。対カバネ用の銃や日本刀も登場し、駿城の上で戦闘するシーンも見応え充分です。本作が気に入った方は、映画『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』もぜひ。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

●『キルラキル』(2013年10月~放送)

210518-action-01 『キルラキル』キービジュアル (C)TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会
210518-action-01 『キルラキル』キービジュアル (C)TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会

『キルラキル』は、『SSSS.GRIDMAN』『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のアニメ制作会社「TRIGGER」が手がけたオリジナルアニメです。TRIGGERには、『天元突破グレンラガン』を手がけたアニメ制作会社「GAINAX」のスタッフが集まっており、本作は設立後初の元請け作品となりました。熱いド迫力アクションと独特な太字フォントによるテロップが、物語を盛り上げます。

 本能字学園に転入してきた、2年生の纏流子(まとい・りゅうこ/CV:小清水亜美)。本能字学園には「極制服(ごくせいふく)」という特殊な制服があり、それを着た者は「人間以上の力が出る」と言われています。生徒会長の鬼龍院皐月(きりゅういん・さつき/CV:柚木涼香)は、生徒の能力に応じて極制服を与え、部下である四天王たちとともに学園を支配していました。とある目的を持って転校してきた流子は、皐月を見るなり「聞きたいことがある」と武器の「片太刀バサミ」を突きつけてーー?

 どこかアメコミを思わせる、ド派手で迫力あるアクションが特徴的な本作。極制服を着た生徒たちによる、スケールの大きいバトルが繰り広げられます。例えばテニス部の部長なら、極制服の力で無数のテニスボールを放ち、その打撃の強さで球自体が弾けるほど。さらに特別な極制服をまとった、流子と皐月のバトルは必見です。その激しさは、学園や街を破壊してしまうほど。作画の随所に3DCGを用いることで、人物はもちろん、背景までもがダイナミックに動いています。熱い展開に似合うド迫力なバトルはもちろん、ジェットコースター級の早い展開から目が離せません。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』(2014年10月~放送)

『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』 画像はBlu-ray Disc Box Standard Edition(アニプレックス) (C)Nitroplus/TYPE-MOON・ufotable・FZPC
『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』 画像はBlu-ray Disc Box Standard Edition(アニプレックス) (C)Nitroplus/TYPE-MOON・ufotable・FZPC

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』は、PCゲーム『Fate/stay night』(開発元:TYPE-MOON/有限会社ノーツ)を原作としたアニメで、制作は『鬼滅の刃』『空の境界』のアニメ制作会社「ufotable」が手がけました。使い魔として召喚される英霊(サーヴァント)たちの、美麗かつ迫力あるバトルシーンが高く評価されています。

 海と山に囲まれた都市・冬木市。「手にした者の願いを叶える」という聖杯の力を求め、7人の魔術師と7人のサーヴァントの争い「聖杯戦争」が、再び始まろうとしていました。魔術師の家系に生まれた女子高生・遠坂凛(とおさか・りん/CV:植田佳奈)は、聖杯戦争に参加するべく、最強のサーヴァント・セイバー(騎士)を召喚しようと意気込みます。しかし実際に召喚されたのは、自分の名も知らぬサーヴァント・アーチャー(弓兵/CV:諏訪部順一)でした。そんなある日、学校に張られた結界に気づいた凛は、夜の学校で結界を調べます。後ろから急に声をかけてきたのは、聖杯戦争に参加しているサーヴァント・ランサー(槍兵/CV:神奈延年)でーー?

 アーサー王やクーフーリンなど、神話や偉人伝の登場人物が「サーヴァント」として召喚され、無慈悲にも殺し合う本作。全編を通して美麗な作画に評判が集まりましたが、特にサーヴァント同士のバトルシーンは秀逸です。圧倒的な力を持つサーヴァントたちが、目にも留まらぬ速さで刃を交わします。斬り合いによって散る火花や風圧、衝撃波までが鮮やかに描かれ、その迫力は思わず息をのむほど。暗めの画面に鮮やかな火花や衝撃波が映え、動きの良さと重めの効果音がその迫力を後押ししています。特に、各サーヴァントの必殺技「宝具」の発動シーンは、TVアニメとは思えないほどの神作画なのでぜひご覧ください。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

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 気合いの入ったアクションシーンは、思わず巻き戻して見たくなりますよね。一体どれだけの手間がかかっているのか……制作陣の努力に脱帽です。アクションシーンにうなった方は、同じ制作会社の別作品や、同シリーズの別作品も見てみてはいかがでしょうか。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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