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ジャンプ作品の“物語中に亡くなったキャラ”4人 最期のセリフが胸を打つ

今でも考察が続く“がま事件”とは

●『銀魂』

著:空知英秋『銀魂』第27巻(集英社)
著:空知英秋『銀魂』第27巻(集英社)

 アニメ映画『銀魂 THE FINAL』が2021年1月に公開された『銀魂』。同作のなかでも高い人気を誇るキャラクターのひとりが、“将ちゃん”の愛称で親しまれている江戸幕府第14代征夷大将軍・徳川茂茂(とくがわ・しげしげ)です。「民想い」で「仲間想い」で「妹想い」な人気キャラだけに、亡くなったシーンは多くのファンに衝撃を与えました。

 庶民がどんな生活をしているのか、自分の目で確かめたいという思いから父親代わりの松平片栗虎(まつだいら・かたくりこ)とともに江戸の町を歩くうちに、主人公の“銀さん”こと坂田銀時(さかた・ぎんとき)ら交流関係を持つようになっていきます。

「もっさりブリーフ派」だと公言するなどギャグキャラのひとりとして活躍してきた将ちゃんが、遂に最期を迎えたのが「将軍暗殺編」。この長編は、愛する妹・そよの入れた“ぬるいお茶”を片手に「将軍などいらなくなった安寧の国で、ただの兄として妹の入れた茶を飲める日」が来ることを願うシーンから始まります。

 敵対勢力である一橋派の手による将ちゃんの暗殺未遂が行われ、将ちゃんは再起を伺うため朝廷がある京へ。そこで、かつて幕府から追われた仲間を集め、新政権を樹立して一橋派に対抗しようとします。しかし……将ちゃんのもとに集まった幼なじみの仲間に毒針を刺される裏切りにあうのです。

 血を吐きながら死を直感した将ちゃんは決死の覚悟でそよ姫の元へ向かいます。死期が近いことなどつゆ知らず、そよ姫は渾身のできのお茶を将ちゃんへ。そのお茶を飲んでひと言「……そよ ただの兄に戻っても お前のいれた茶は やっぱりぬるいなァ」と“最期のセリフ”を放ち、そよの膝枕で死を迎えます。

 将軍の地位など関係ない、ただの「徳川茂茂」として妹と最期を迎えるシーンは、涙が止まりませんでした。

●『DEATH NOTE』

原作:大場つぐみ、作画:小畑健『DEATH NOTE』第2巻(集英社)
原作:大場つぐみ、作画:小畑健『DEATH NOTE』第2巻(集英社)

 最後に紹介するのは日本全国に大ブームを巻き起こした『DEATH NOTE(デスノート)』の主要キャラクター・L(エル)。世界一の探偵として、主人公の夜神月(やがみ・らいと)と天才同士の壮絶な頭脳線を繰り広げます。

 連続殺人犯であり“新世界の神”である“キラ”の正体を探るLは、名前や正体を明かさずに捜査するため、徐々にキラ=夜神月であると、真相に近づいていきます。しかし……物語後半でついに名前を突き止められて死を迎えることに。

 そんなLといえば「がま事件」というのがネットユーザーのあいだで話題になりました。それは、Lが死の間際「やはり…私は…間違って…なかった…」という“最後のセリフ”のあと「が……ま……」という言葉が続いて息絶えるのです。この「が……ま……」の意味はなんなのか? 考察するファンであふれました。

「が、まだ終わりじゃない」
「が、まだニアとメロがいる」

 などなど、さまざまな考察で溢れていますが、印象的だったこの最後のセリフの真相は闇の中となっています。

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 以上、「週刊少年ジャンプ」掲載作品から4人選んでご紹介しました。皆さんの心に残っている“物語中に亡くなったキャラクター”は誰ですか?

(中島憲太郎)

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