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40代コロコロ中年、「ホットショット」のプロポを変える。大人のRCカーライフ(6)

1980年代を「コロコロコミック」とともに駆け抜けた少年たちは、今や40代に。ふとしたきっかけで子供のころの愛機、ホットショットを再び手にした筆者でしたが、組み立ては難航。3か月がかりでどうにか組み上げコースも見つかり走行にこぎつけましたが、コースのオーナーさんからある指摘が……?

「性能のいいプロポに変えたほうがいいよ」のアドバイスで…

「新北総サーキット」オーナーのアドバイスで購入した、Futabaのプロポ「3PV」と、タミヤのRCカー「ホットショット」(左)。以下すべて筆者撮影
「新北総サーキット」オーナーのアドバイスで購入した、Futabaのプロポ「3PV」と、タミヤのRCカー「ホットショット」(左)。以下すべて筆者撮影

 さて、前回どうにか専用コースで「ホットショット」の実走行にまでこぎつけたのですが、係員さん改めオーナーさん(大変失礼いたしました)から、ある指摘がありました。自分が使っているプロポ(操縦機)は性能が低いので、「もっといいものに変えた方が走らせやすい」というのです。

 子供のころに使っていたプロポは「スティックタイプ」と呼ばれる、四角い形状でふたつのレバーが付いているタイプ。しかし今回は、Amazonでバッテリーなどとセットになっていたホイラータイプを購入して使っていました。

 正直、初心者である筆者にはプロポでそんなに変わるものなのか判断はつきません。しかしここはオーナーさんのアドバイスを信じて、お勧めされたFutabaの「3PV」というプロポと、アンテナ内蔵型の受信機である「R314SB」を購入することにしたのです。

 購入した店舗は千葉県八千代市にある「RCアドバイザー チャンプ 千葉店」。最近開店したばかりの新しい店で、2FにRCカー専門店舗、1Fにはドリフトサーキットがあります。2年ほど前に閉店した秋葉原店のスタッフがこちらに在籍しているそうで、筆者の素人丸出しの質問にも的確に答えてくれるなど、初心者にとっては非常に心強いお店です。

 しかし購入したのはいいものの、なかなか組み込みに使う時間がとれず、次回のコース予約日は迫ってきます。結局未開封のまま当日を迎えてしまい、コースの作業場でホットショットをばらし、受信機を組み込む羽目になりました。

 それでもどうにかこうにか組み込みを終えたのですが、今回の作業で外部アンテナを無くすことができました。前回の走行ではよく落ちたり外れたりしていた部品のひとつなので、心配の種が消えたのはありがたい話です。35年も経つと、色々進歩しているものですね。

 というわけでコースで走らせてみたのですが、直後にオーナーさんから声がかかります。

「まだできてないよ」

 どういうことなのかさっぱり分かりませんが、とりあえず促されるままに再びピットにマシンを持って戻ります。さて、何が足りなかったのでしょうか……?

【画像】プロポ交換でさらに進化した「ホットショット」。走行コースは学ぶことが多い?(5枚)

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