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「打ち切り」で最終回を迎えた悲運のマンガ原作アニメ 復活できた理由とは?

それぞれの最終回を迎えた名作たち

『半妖の夜叉姫』 (C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020
『半妖の夜叉姫』 (C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020

 リメイク作品とひとくくりにしましたが、何も最近だけの話ではありません。一度、テレビから姿を消した作品が原作マンガのラストシーンをアニメ化した例はいくつかありました。

 もっとも古い例は『あしたのジョー』。1970年4月1日から1971年9月29日まで第1作が放送されました。しかし途中で原作に追いついてしまい、カーロス・リベラとの戦いで最終回を迎えます。

 その後、再編集した劇場版が公開後の1980年10月13日から『あしたのジョー2』が放送開始されました。劇場版が力石徹との戦いまでだったので、その後から原作マンガのラストシーンまでを映像化しています。そのため、カーロスとの戦いは再度のアニメ化となりましたが、前作や原作とは異なった展開でした。

 昭和の時代ですと『キン肉マン』がアニメオリジナルシリーズで一度最終回を迎えた後、原作最終シリーズである「王位争奪編」を5年後にテレビ放送開始しています。

 テレビでなくOVA(オリジナルビデオアニメ)で原作の最後までアニメ化した作品もありました。

『キャプテン翼』が、その最初の作品です。しかしその後、原作マンガが再開され、都合4度のテレビアニメ化されますが、新たに始まった連載はいまだに続いているので結果的に完結していないということになりました。

 同様に『聖闘士星矢』もOVAで冥王ハーデス編までアニメ化していますが、その後の続編はいまだに連載中ということもあり未完ということになります。

 近年では『犬夜叉』が、原作が終了したところで「完結編」を製作、その後にアニメオリジナル続編『半妖の夜叉姫』を放送したこともありました。

 昨今でリメイク作品として再アニメ化したものでは『封神演義』があります。しかし放送本数が少なく、かなりの駆け足で完全な形でなかったことを残念がるファンもいました。

 逆に『ダイの大冒険』、『シャーマンキング』のようにアニメで本来の最終回を迎えられなかったマンガ作品もまだたくさんあります。

「ジャンプ」黄金時代と言われた時期ですと、『北斗の拳』、『銀牙 -流れ星 銀-』、『魁!!男塾』のように、人気があって続編まで作られた作品でも、最終回はアニメ化されていない作品は少なくありません。

 ギャグ多めですが『GS美神 極楽大作戦!!』、『らんま1/2』、『金色のガッシュ!!』なども原作途中でアニメが終了し、最終回がアニメ化されていない作品です。

 近年ですとシーズン制が導入される直前で『家庭教師ヒットマンREBORN!』、『トリコ』などが途中の展開で最終回を迎えていました。

 これらの作品の最終回が、いつかまたアニメで見られることをファンとして祈りたいと思います。

(加々美利治)

【画像】新作アニメとともに、コミックスも復活した作品(5枚)

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