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『鬼滅の刃』伊之助の「言い間違い語録」 もはやわざとなのでは…?

『鬼滅の刃』で炭治郎、善逸と同期の嘴平伊之助。獣に育てられた彼は人の名前を覚えず、変わったあだ名で呼んでいろいろ問題になってしまいます。バリエーションも豊富(?)な彼の言い間違いをまとめました。

「もはや誰?」レベルから「惜しい!あと一文字」まで

著:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第7巻(集英社)
著:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第7巻(集英社)

 猪に育てられた伊之助は、ある老人に文字を習ったことで、日常会話に問題はありません。しかし彼は、絶望的に人の名前を覚えません。身近な仲間である炭治郎や善逸に対する、彼の「言い間違い」の歴史を振り返ります。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●炭治郎: かまぼこ権八郎、デコ太郎、紋次郎、健太郎、豚太郎、三太郎、惣一郎、炭八郎、炭吾郎

 序盤は「誰だそれ!?」となり、回が進むほど惜しいところまではたどり着ける伊之助。ちなみに小説版『鬼滅の刃 しあわせの花』『鬼滅の刃 片羽の蝶』『鬼滅の刃 風の道しるべ』での言い間違いも含むと、仙二郎、紺治郎、炭五郎、豚治郎、総一郎、アホ治郎、総治郎とさらに種類が増えます。多すぎます。

 原作で彼が炭治郎を正しい名前で呼べたのは、最終決戦でした。もはやわざと間違えていると思ってしまいますが、アニメ『鬼滅の刃』のおまけコーナー「大正コソコソ噂話」によると、彼は7回に1回は正しい名前を呼べるんだとか。これだけの名前がぽんぽん浮かぶなんて、伊之助は頭がいいのかもしれません。

●善逸:紋逸、紋壱

 実は、伊之助の善逸への言い間違いはそれほど多くありません。小説版も含むと、尻逸、鈍逸、忠逸、半逸と少しバリエーションが増えます。

●番外編・柱たちの場合

 伊之助は炭治郎、善逸以外にも水柱・冨岡義勇を「半半羽織」、岩柱・悲鳴嶼行冥を「玉ジャリジャリ親父」と呼びます。言い間違いというか、外見の特徴であだ名を付けているんですね。相手の特徴を的確にとらえて、一度聞けば誰のことか分かる呼び名を付ける。……あれ、伊之助ってやっぱり、かなり頭がいいのでは??

 ちなみに、彼は蟲柱・胡蝶しのぶに対しては言い間違いをしていません。最終決戦で、伊之助は彼女の雰囲気に、母親への面影を感じていたことを明かしています。

●「紋」の字をたくさん使う理由

 炭治郎や善逸の言い間違いを見ると、伊之助が「紋」の字をよく使っていることに気付きます。その理由は特に言及されていませんが、この文字で思い浮かべるのが、「藤の花の家紋の家」です。炭治郎、善逸、伊之助は鼓屋敷の任務で負傷し、鬼殺隊への恩返しとして隊士に無償で尽くす「藤の花の家紋の家」の主・ひささんのもとで身体を癒やします。

 伊之助は彼女の家で振る舞われた天ぷらが、大好物となりました。ひささんとの交流は、伊之助の心情を変化させるほど、彼にとっては大きな転機でした。その思い出から、「紋」の字を強く覚えていたのかもしれませんね。

 悪気なくさまざまなあだ名を生み出す伊之助。豚太郎など「それはちょっとひどい」という言い間違いもありますが、それも含めて伊之助のかわいらしさと言えるのではないでしょうか。シリアスシーンでは言い間違えないあたり、実は伊之助、ちゃんとTPOを弁えているのかも?

(サトートモロー)

【画像】絵面は伊之助が主人公?仲間たちのマスコット(5枚)

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