【漫画】猫カフェならぬ“人間カフェ”店員を探すも…シュールなギャグがじわじわくる
「人間カフェ」にやって来た男性。店員らしき女性に「初めてなんですけど……」と声をかけると、「私、飼われてる方の人間なんです」と言われ……。小山コータローさんのシュールなギャグマンガが反響を呼んでいます。
客、店員、飼われている人間の区別がつかず…
「人間カフェ」にやって来た男性。店員らしき女性に「初めてなんですけど……」と声をかけると、「私、飼われてる方の人間なんです」と言われました。店員を探しますが、なかなか見つからず……?
ギャグ漫画家の小山コータローさん(@MG_kotaro)のマンガ『人間カフェにようこそ』がTwitterで公開されました。猫ではなく“人間”とふれあうというシュールなギャグに、読者から「じわじわくる」「めちゃくちゃ面白い」「店員目的で通いたい」「飼われてる方の人間やりたい」などの声があがりました。
作者の小山コータローさんに、お話を聞きました。
ーー『人間カフェにようこそ』のお話はどのようにして生まれましたか?
猫カフェ行きたいなーとずっと思ったタイミングとマンガの題材考えてるタイミングが重なって、あとは大喜利的な考え方で「猫」を何に置き換えるか考えました。そこをめちゃくちゃな動物に変えるのは、一番ベーシックな考え方なので、一番動物っぽくない動物の「人間」が一番良いかなと思いました。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
「働いてみたい」ですね。うそつけ! と思いました。
ーーこれまでにTwitterで投稿された作品で、反響が大きかったもの、ご自身が気に入っているものなどがあればご紹介いただけますか?
ごくごく最近だと『アンチウォーター』です。それなりにいいねもつきましたし、この辺の発想はまだたぶんだけど手アカついてないと思うので、自分も好きです。
ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
もちろん「面白い!」と反応もらえるのが大きいですけど、「昨日使った方向の発想は使わないで今日は作る」を繰り返しているので、発想の踏み場がどんどんなくなるんですけど、そこをいかに見つけるかの「研究」みたいな感じが楽しいです。
他者の意見や感想も大切だけど、結局自分のハードルを超えられるかが続けていくための燃料な気がします。『マリオカート』で、自分が最速タイムを出した時のゴーストと走るモードあるじゃないですか? あの感じがたまらないですね。
●小山コータローさん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)