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新章に突入『ダイの大冒険』 話数を計算すると、最終回までの“意外な”数字が!

気になる今後の展開は? 指折り数えると意外な想像が…

 新しく登場するキャラはダイたちの仲間だけではありません。敵である魔王軍からも新キャラが登場します。それが今回の「超魔生物編」で、ダイたちの前に立ちふさがるザムザ。

 妖魔士団に属するザムザは妖魔司教ザボエラの息子で、超魔生物の研究のためにロモス王をだまして武術大会を開催させた今回の事件の黒幕です。その恐るべき力はこれから徐々に明かされることでしょう。

 このザムザの声を演じるのは陶山章央さん。ゲーム「サクラ大戦」シリーズの大神一郎役でご存知の人も多いでしょう。相手を挑発して戦いを優位に進める狡猾なザムザの演技に期待したいと思います。

 アニメでは26話からオープニング映像が少し変更され、今後登場するであろうキャラが何人か追加されていました。その活躍も今から楽しみです。新しい映像のなかには、今回の目的である「覇者の剣」を手にしてモンスターと戦う新コスチュームのダイの姿があり、今後の展開を予見していました。……ちなみに筆者は当然、原作マンガを読んでいるので先の話は知っているのですが、ネタバレ回避のためにあえてボカしています(笑)。

 オープニング映像が変わってまだまだ先がある『ダイの大冒険』ですが、気の早い筆者はあとどれくらい放送されるか計算してみました。あくまでも筆者の予想です。

 現在、アニメ34話で原作マンガの120話まで消化していました。おおまかに割ると、アニメ1話に対して原作マンガ3~4話使っています。原作マンガは初期の読み切りを合わせて348話。仮にこれを原作マンガ350話、アニメで1話あたり平均3.5話使用ということで計算すると、アニメは全部で100話という計算になります。

 ということは、ほぼ2年でアニメ完結というペースになりました。逆に2年の枠で最初からペース配分しているとなると、このスピードは納得できます。そうすると今のアニメのオープニング映像は1年分50話ほどまでは使用するということになりますから、ちょうどハドラー配下の“あるキャラ”との決着あたりくらい。オープニング画像に“あのキャラ”のシルエットが出るわけです。

 もちろん先のことなどスタッフでもない筆者が分かるわけでもなく、あくまでもこれまでのデータで想像しただけということをご理解ください。

 個人的には、話を膨らませたアニメオリジナル展開も見たいような気もありますし、原作マンガで構想されていた最終回後のストーリーをアニメで見たいとも思います。

 そういえば、レオナがタピオカらしきものを飲むという今風のお遊びもありましたね。アニメスタッフの作品愛が伝わる作品ですから、1日でも長くアニメ『ダイの大冒険』を楽しみたいと思います。

(加々美利治)

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