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『呪術廻戦』脱サラ呪術師・ナナミンの名セリフ4選 大人でユニークな魅力

大ヒットアニメ『呪術廻戦』には、個性的で魅力的な呪術師がたくさん登場します。同作を見て“ナナミン”こと七海建人の魅力にハマった方は多いのではないでしょうか。「元サラリーマン」という異色の経歴を持つナナミンの大人感満載でユニークな名セリフを4つ選んでご紹介します。

適性があって「生き甲斐」のある仕事を選んだ“脱サラ呪術師”

七海建人が表紙 著:芥見下々『呪術廻戦』第11巻(集英社)
七海建人が表紙 著:芥見下々『呪術廻戦』第11巻(集英社)

「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)先生原作のテレビアニメ『呪術廻戦』。主人公の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)をはじめとした呪術高専東京校に通う呪術師を中心に物語は進行します。

 その虎杖の指導を任されたのが“ナナミン”こと七海建人(ななみ・けんと)。異色の経歴を持つ“脱サラ呪術師”で、七三分けにサングラスがトレードマークの人気キャラクターのひとりです。この記事では、そんなナナミンの「大人」で「ユニーク」な魅力に引き込まれる名セリフを4つピックアップして紹介します。

●「呪術師はクソ」「労働はクソ」

 まず基本情報として、ナナミンは一級呪術師であり呪術高専東京校のOB。呪術高専卒業後は証券会社に就職しますが、再び呪術師の世界に戻ってきた“脱サラ呪術師”です。

 そのナナミンが初めて虎杖に会ったときに口にしたのが「私が高専で学び気づいたことは、呪術師はクソということです」「そして一般企業で働き気づいたことは、労働はクソということです「同じクソならより適性のある方を 出戻った理由なんてそんなもんです」というセリフ。非常に印象深い登場回でした。

 このセリフには、ナナミンの経歴が背景にあります。証券会社で働いていたとき「“生き甲斐”なんてものとは無縁の人間」「呪いも他人も金さえあれば無縁でいられる」などと、寝ても覚めてもお金のことだけを考えて生活していたナナミン。そんな労働スタイルの結果、疲れが外見にも現れはじめ、行きつけのパン屋さんの店員に心配されるほどに疲弊していました。

 一方で、その店員の肩には「呪い」が取り憑いており「肩が重い」と悩んでいました。「呪い」が見えていたナナミンが一瞬で祓うと「ありがとー!」「また来てくださいねー!」と笑顔で感謝されます。「『ありがとう』“生き甲斐”なんてものとは無縁の人間だと思っていた」と考えを改め、呪術師の世界に戻ることを決意したのです。

 命の危険にさらされる仕事でも、適性があって「生き甲斐」のある呪術師の世界を選んだナナミンでした。

元サラリーマンという経歴を存分に活かした名セリフ「枕元の抜け毛が…」

●「枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり…」

 一般企業で働いていただけあって、同作で最も我々視聴者サイドが共感できる一般的な感性を持ったキャラクターでもあるナナミンが放った名セリフです。

 映画館屋上で虎杖とともに改造人間と戦った際「君はいくつか死線を超えてきた でもそれで大人になったわけじゃない」と説きながら「枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです」といったインテリ風の外見とのギャップを感じるユニークな大人発言。

 そんな元サラリーマンという設定を存分に活かした、ついつい共感してしまうセリフが、ナナミンが人気の理由のひとつではないでしょうか。

●「仕事に私情は持ち込まない主義なので」

「事実に即して己を律する それが私です」とモットーを語る“超大人”で完璧人間なナナミン。そのナナミンが改造人間を作りだす真人と初対峙したときのセリフです。

 魂の形状を操作する「無為転変」の能力で、意識はそのままに人間の形状を変形・改造させてしまう真人。しかし、意識の操作の精度はよくないということで改造された人間の目からは涙(真人によると魂の汗)がにじみ出ることも。ナナミンは「仕事に私情は持ち込まない主義なので」と言いながらも、「たす…けて…」と言葉を発す改造人間の涙を拭くシーンに、常に冷静なナナミンの秘めたる熱い部分が垣間見え、さらなる魅力を感じます。

●「子供であるということは決して罪ではない」

 常に冷静で絶対的「大人」として描かれるナナミンが虎杖へ放ったセリフです。前述の通り、映画館屋上で虎杖と共に改造人間と戦った際「私は大人で君は子供 私には君を自分より優先する義務があります」などと虎杖を「子供」扱い。虎杖はその扱いに不満を漏らしていました。

 その後、虎杖は親交を深めた一般人・吉野順平の母が呪霊に襲われて亡くなった際、ナナミンに元凶でもある真人との戦いに一緒に行かせてくれと頼みます。しかし、真人は改造人間を作り出す能力の持ち主。ナナミンは「子供」である虎杖に人間を殺させたくありません。そこでナナミンが虎杖に理解してもらいたくて口にしたのが「子供であるということは決して罪ではない」というセリフ。虎杖のことを思って同行を拒否。「子供」である虎杖を守る責任を「大人」として果たそうとしたのです。

「私情は持ち込まない」と言いながらも、虎杖への愛、優しさを見せるナナミンの魅力にまた気付かされるセリフでした。

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 以上、“ナナミン”こと七海建人の魅力が伝わる名セリフを4つ選んでご紹介しました。皆さんの心に残っているナナミンの名言は何ですか?

(中島憲太郎)

【画像】人気すぎ、ナナミンモデルの眼鏡(6枚)

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